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【#108】☀️ミミカレーと日本文化ブーム

7月11日(木)

【文法】イブラーヒーム

未完了形接続法においてヌーンが無くなるものについて。
それ以外は、これまで習ったことの例示。


【歴史】イブラーヒーム

司法システムについて。



【文学】ナジャーハ

ズー・イスバアも今日で終わり。


実業家でもあるファイサル先生は言っていた。

「今クウェートでは、日本と韓国の文化が流行っているんだよね。例えばミミカレーはその流れに乗って店舗を5つも持っている。
特にアニメオタクは本当に頻繁にミミカレーに行くんだ。」

アベニューズモール店

今日はタラールさんと一緒にアベニューズにあるミミカレーにきた。

店内には日本アニメ風のオリジナルキャラクターが描かれている。

たしかにミミカレーは日本のアニメ文化に乗っかっている。
Lサイズの呼び方は「センセイ」で、Mは「センパイ」、Sは「コウハイ」だったのも面白い。

女の子のキャラクターがミミ。オーナーの娘らしい。

ミミカレーは元々、日本のゲームを楽しみながら食事ができるスペースだったようだ。店員も全員クウェート人だったらしい。

ビジネスというより、日本文化愛好家のサロンのようなものだったと推測できる。

アニメキャラクター

ミミカレーはそこから発展し、今ではクウェート中に店舗を構えるようになった。

「その時代に比べると味が落ちたね。」

タラールさんは複雑そうな表情を浮かべる。

しかし「味が落ちた」としてもかなり美味しい。どろっとしたカレー(「ミミモンスター」)はかなり本格的な日本の味だ。

看板商品「ミミモンスター」辛口。並盛で4.15KD(およそ2000円)。

友人の桜井は「ココ壱番屋のカレーから豚肉の旨味を消し去った感じ」と言っていたが、その批評も確かに正しい。
言わずもがな豚肉はハラームなので、上にのっているのはチキンカツだ。

日本のカレーに比べて辛すぎる印象もある。韓国料理で鍛えられた私にとっては無味に等しい辛さだが、他の日本人学生には厳しいものがるようだ。

とはいえ、国外でこれだけの味が楽しめるのはありがたい話だ。

おつまみのポテト&カツ。ビールを飲みたくなる。

5月末にはキチキチオムライスが来ていたらしい。
イベント参加費は40KD(2万円)でも、大盛況だったという。ビジネスは大成功だ。

「ミミモンスター」の味わいのように、クウェートで日本文化はホットなのだ。

夜9時。立体駐車場の気温50℃

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