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【#103】☀️バトル・テスト・テレビ撮影

7月4日(木)

【文法】ハーリド

授業冒頭の「何を持ってジャーヒリーヤ(無明)というのか?」という問いかけで、論争がおこった。

最後にはタジキスタン人がフランス人を殴りかけ、ハーリドは諌める。その後タジキスタン人がロシア語で文句を言い続けているのをウクライナ人がチクリ、ハーリドは授業をやめた。

彼はそのタジキスタン人を連れてどこかに行ってしまった。

バトルの影響で何も授業は進まなかった。


【歴史】イブラーヒーム

毎週恒例の小テストの後、イスラーム世界の司法についての講義。

小テストは学期末の成績評価の40%を占めていて、全4回の予定だ。1回の小テストあたり成績の10%になる。

全ての勉強時間をナジャーハのテスト対策に充てていたので、そこまで良い結果ではなかった。


【詩】ナジャーハ

中間試験。

これまでになく厳格な不正対策を講じており、テスト専用の広い部屋が用意されただけでなく(普段は隣の学生と肘同士が当たる!)、スマホやノートはすべて回収され、同じ国の学生同士で隣り合わないように座席が指定された。

詩や主要な単語を全暗記し、自作の和訳を何周も読んでから臨んだので、難しいとは感じなかった。

試験の様子を面白そうにナジャーハが撮影し、スナップチャット(lineとInstagramを合体させたようなアプリ)で撮影していた。

変な教授だ。


午後は引き続きクウェートTVのドキュメンタリー撮影だ。

今日は私と桜井、韓国の女子2人が「青春っぽい学生生活」をしている様を撮るという。

モール30
綺麗なカフェだ

まずはカフェに行く。4人で勉強したり、お茶を飲んで雑談しているカットを撮った。

勉強シーンでは、「これはプロパガンダ映像である。私の留学生活はこのようではない」という文章を写経しつづけた。その様子を満足げに撮影していたが、本当に使われるのだろうか?

勉強コーナー

雑談のカットでは、テストの出来などを話しただろうか。
ちなみに韓国人のうち1人とは、殆ど初対面である。

薄味のストロベリー・抹茶を飲みながら、このドリンクよりも更に薄味な話をする。
まさに茶番。

ひとつ1000円以上する

クウェートタワー近くのビーチに移動する。

クウェートにおいて「青春映像」を撮るのだとしたらどうなるのか?

ヨーロッパからの某留学生は、ショッピングモールで別の留学生とキスをしたのを目撃され、風紀紊乱行為として危うく警察に突き出されかけた。

われわれは浜辺を歩く、砂浜で談笑するといった、大正時代の学生の放課後のような描写を撮影した。

撮影は無事終了した。
素敵なドキュメンタリーになっているといいな。

オーサムガイズ

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