7月9日(2005年)このダービーから始まった裸の戦士との歩み

自分にとってこのダービーはサポーターとしての自分の方向性を決めた試合だった。
スタジアムに通いはじめてからゴール裏の色んな場所でとにかく浦和レッズの力になるために熱く戦ってきた。
サポーターは試合に行って声と手拍子で選手に力を与えて試合結果に一喜一憂するものだと思っていた。
ただ、次第に自分の中で一つの疑問が浮いてきた。

試合で頑張るだけがサポーターなのか?

自分の中ででた結論はゴール裏でカリスマ的存在の人の近くで行動する事だった。
自分にとってゴール裏のカリスマは裸の戦士だった。
キックオフ2時間前くらいに意を決して話をしに行った。
ゴール裏でサポーターは何をすべきなのか?自分の行動はこのままでいいのか?
色んな話をして自分の中に一種の光のようなものが見えた。
そして裸の戦士から言葉を掛けられた。

一緒にやろうぜ!

もちろん僕は即答した。

ハイ!

試合前に裸の戦士とかたい握手をして
『頑張りましょう!』
と、この試合にかける気持ちを確認した。
周りの多くの裸の戦士の仲間たちとも握手を交わして気持ちを込めた。
試合は残念ながらダービーで負けという屈辱の結果になったが自分にとっては試合結果以上に大きな結果を掴む事ができた。

あれからもう15年以上が経った。
裸の戦士と共に全てのタイトルを掴む事ができた。
悔しくて泣き続けた出来事もあった。
でも、これからも裸の戦士と共に浦和レッズをとことん楽しんでいく!

#浦和レッズ #あの日のわたしたち #2005年 #7月9日 #さいたまダービー  


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