3月16日(2008年)オジェック解任
前日のホーム開幕の名古屋戦で不甲斐無く敗れ、これはちょっとヤバいなーと思った。だが、はっきり言って仕方ない状況とも思えた。
前年の2007シーズンを最後にチームを離れた選手が何人かいたが何よりもチームに穴が空いたのは絶対的存在のロビーの怪我による不在であった。
苦しい時にチームを助けてくれるプレーで選手、サポーターを引っ張ってくれたロビーの不在は様々な影響が垣間見えた。
でも、この時の僕は思っていた。オジェックならばきっと立て直して挽回してくると。
だが、この時のクラブはオジェックに時間を全く与えなかった。
名古屋戦翌日、僕はビジュアルサポートを主導してるグループのみんなと新しい旗(ファミリー旗)の製作のために埼玉スタジアムに朝からいた。昼休憩を取って暫くすると『オジェック解任』の報が飛び込んできた。
その報を聞いて旗製作の現場にいた多くのサポーターは『やっぱり』という雰囲気だった。プロは結果が全てだから仕方ないとはいえやるせなかった。そして僕は思った。『このクラブはいつまで経っても変わらねーな!』
リーグ王者になっても、アジア王者になっても状況がヤバくなったらやることは同じ。首を挿げ替えてその場凌ぎをするだけ。
こんなことやってたらいつまで経っても本当に強いクラブには無れないよ!
そして、2022年の今。今年もはっきり言ってシーズンスタートに上手く入らなかった。果たして浦和レッズは変わったのか?それとも再び歴史を繰り返すのか?
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