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再受験者のサポートも始まりました~

サロンメンバーの活動が活発になる時期です

◆養成講座を終了し、21回が初受験生へのロープレサポートするメンバー
◆実技試験の一つの論述試験の試験対策講座を開講するメンバー
◆20回の実技試験で不合格になった受験生への少人数制でのロープレサポートをするメンバー

今回は、再受験者のサポートが今週から始まったという報告がありましたので、再受験者様へ

合格へ向けての記事になります



なぜキャリアコンサルタントになりたいのか?

改めて見つめ直す必要があります
『不合格』その結果には、必ず意味があります

厳しい言い方にはなりますが、今のスキルでは、『クライアントが傷つく可能性がある』かかわりを試験で出てしまった事が考えられます

では、なぜあなたはキャリアコンサルタントという対人支援の資格を取得したかったのか?


◆クライアント自身が主体的に未来に対して答えを出すサポートをして、後悔の無い人生を歩む支援がしたい

と答えたメンバーが居ました

多くの受験者もこのような気持ちと似た感覚を持っている方も多いと思います~
なのに次にあげる事を試験の振り返りで語っています
それでは、不合格になってしまいます


来談目的が頭から離れてしまう・・・・


第一声で語られたクライアントの感情を忘れてしまう・・・

これは、ロジャーズの三条件の一つ『無条件の受容』が出来ていないのです
『見せかけの・・・』
『言葉だけの・・・』
『そもそもクライアント中心ではなく、キャリコン中心の・・・』

そんな面談なのです



『無条件の受容』

『今の』『クライアントの』『ありのままの姿を』『肯定的関心で』かかわるということです

皆さんの関りは、知らず知らずに『条件付きの受容』をしてしまっているのです
それは、練習(試験)という仮想のクライアントだから、軽視していませんか?

プロのスポーツ選手の多くは同じ事を言います
『練習で100%出し切らないと、本番で100%の力は絶対に出せない』

プロの世界はどの世界も同じです
キャリアコンサルタントも同じプロの世界です

それは、受験対策の面談でも、試験の面談でも、

すべては、合格後、プロのキャリアコンサルタントの面談で100%の力を出し切る為

試験は通過点でしかありません

不合格になる受験生の多くは、頭の奥の奥には・・・

『自分が試験を受けている』為の面談になっているのです
『口頭試問を受ける』為の面談になっているのです

それでは、クライアント中心ではなく、試験の為の面談と考えている事がキャリコン中心で、それでは無条件の受容なんて出来ていないのです

『自分の試験の為のクライアントだから受容している』という『条件付きの受容』になっていませんか?

そして、
『無条件の受容』が出来れば、自然と興味的関心が出来るようになるのです



興味的関心とは

貴方の頭の中に『なぜ?』という言葉は出てきませんか?

来談目的の『気持ち』『なぜ』生まれたのか?
ただそれだけの話なのです

そして、その状況がなぜクライアントを苦しめているのか?

これは、このクライアントは苦しむけど、他の人は苦しんでいないという事です
では、このクライアントはどのような価値感があるから苦しんでいるのか?


聴きたくなりませんか?
クライアントはどんな価値観からこのような気持ちになっているのか?


私は、ただただ、聴きたくなります


『だから・・・』

私は、そして、『だから・・・』を知りたくて聴くのです

だからこの感情が起きて、私に話をしたくて来てくれたんだ!!!

『だから・・・』
クライアントと共感的理解が出来た時、初めて、クライアントが本当に望んでいる『未来』がクライアントから語られ、語られて初めてキャリコンである我々がクライアントの本当の気持ちを知ることが出来るのです


心はクイズではない

クライアントから『私の心を当ててみて~』と言われたキャリコンはいますか?
私は、未だかつて、面談したクライアントに『今、私はどんな気持ちだと思いますか?』と質問された事はありません~

必ず、クライアントから気持ちは語られました

なのに、不合格になる受験生は、クライアントの心を当てにいこうとしています~
所謂、問題解決思考と言われる受験生の多くは、語られていないことに、勝手に仮定・仮想して、質問しているのです

インテーク面談の15分では、仮定して質問する事は絶対にありません~

クライアントが語った事に、ただ質問をするのです~

見えない心を言葉にしてもらう事で、キャリコンが持つ『なぜ?』を埋めていく作業をするのが、傾聴であり、インテーク面談で必要なラポールの関りの初歩のスキルになると思っています~



終わりに

噂によると・・・
再受験者のサポートする一人のホルダーは、心理のかかわりを大切にするホルダーが参加しています。JCDA試験では、オーバースキルの事を、フィードバックする可能性がある勉強会という報告もありました。
傾聴やラポールのかかわりで大切な事を一からやり直す意気込みでサポートする勉強会になるそうです~

対人支援で大切にして欲しいという思いの強いホルダーが参加していますので、再受験者でスパルタ勉強を希望する方は、是非お問合せ下さいませ~

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【メール】
j.caricon.salon@gmail.com


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