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弱点対策 介護過程(2)


この弱点対策の記事では、私が介護福祉士の国家試験の勉強をしている中で、間違えたり、曖昧だと感じたところをメモ代わりに使用していきます。


アセスメント


アセスメント・シートの例として、要介護認定の認定調査で用いられる認定調査票(基本調査)日本介護福祉士会の生活7領域アセスメントなどがある

認定調査票

①身体機能・起居動作→麻痺、座位、歩行、視力、聴力など

②生活機能→移乗、移動、嚥下、排尿、外出頻度など

③認知機能→意思の伝達、短期記憶、場所の理解、徘徊など

④精神・行動障害→作話、昼夜逆転、介護への抵抗、ひどい物忘れなど

⑤社会生活への対応→薬の内服、金銭管理、集団への不適応、買い物など

⑥特別な医療→点滴の管理、透析、経管栄養、酸素療法、疼痛の看護など

⑦日常生活自立度→障害高齢者と認知症高齢者の日常生活自立度

ADLやIADLといった身体的要素、認知機能などの精神的要素を中心としていて経済状況や介護力といった要素は要介護認定を判定するための情報は含まれない

利用者の心身状態から必要とされる介護レベルを判断するためのエビデンスとなるシート


生活7領域アセスメント

「衣・食・住」「健康」「人間関係」といった分野からなる

①衣→汚れ、清潔、洗濯、着替えの用意、購入、着脱衣

②食→回数、内容、調理、配膳、片付け、購入、制限食、保存など

③住→日照などの環境、本人の場、寝具、汚れ、整理、移動、以上など

④体の健康→疾病、病名、障害、痛み、受診、治療、服薬、排泄、起居動作
      など

⑤心の健康→疾病、障害、受診、不満、落ち込み、楽しみ、趣味など

⑥家族関係→本人と家族の関係、主な介護者の態度、本人の役割、
      介護者の健康と負担度など

⑦社会関係→外出の機会、人の出入り、友人、近隣との関係、
      介護者の社会関係


注意点としてアセスメントを行う側の主観が入り込みやすい


介護計画の立案


家族側の事情も考慮する必要もある

ケアカンファレンスではそれぞれが意見を出し合い、相互に納得できる内容の計画への詰めていくことが重要


実施


利用者の心身の状況をしっかりと確認した上で実施する

実施過程で重要なことは記録を書き足していく

他職員らと記録をオープンにして情報を共有化することで様々な意見が取り入れられる


介護過程の目標は基本的に利用者の生活機能を向上させることにある


評価


プラス・マイナス両面の効果が出てくることも考えられるため、その整理もしっかりしておくことが重要


課題整理総括表


2014年に厚労省より今後のケアマネジメントにおける評価に活用すべきものとして示されたもの

利用者本人をIADLや行動・心理症状(BPSD)など24項目によって評価する

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