研修&資格取得を全面サポート。自立した介護者を育てる。社会福祉法人 永寿荘
「For The Community〜地域の皆さまのために私たちが出来ること〜」という法人理念のもと、誰もが暮らしやすい地域づくりに向けて邁進する、社会福祉法人 永寿荘。勤続11年のベテラン介護主任の池澤さんに、職場の様子などいろいろなお話を伺いました。
池澤 直樹さん/介護歴11年 資格 介護福祉士
福祉系大学卒業後、社会福祉法人 永寿荘へ入職。福祉への興味は、中学生の頃、隣の高齢者施設を定期的に訪問していたことがきっかけ。高校でもその興味は変わらず、福祉系へ進み、現在に至る。
特養のイメージを覆す明るさに就職を決心
永寿荘を知ったのは、合同説明会で当時の採用担当に声を掛けていただいたことがきっかけです。すごく明るくて面白い方で、つい引っ張られて見学までしました(笑)。特養を見学したのですが、そこは自分のイメージとは全然違って、スタッフの年齢の若さと楽しそうな様子が就職の決め手になりました。
新卒時の入職先は「特別養護老人ホーム今羽の森」で、一般職とリーダー職で8年間勤務。その後、特別養護老人ホームご福あげおの開設で主任として異動したのですが、実際に働いてみてもどちらもイメージ通りの明るさでした。
もちろん大変なこともありますが、法人をあげて働き方改革を行っているので、ワークライフバランスも取りやすく働きやすいです。
人に恵まれ、働きやすい環境に恵まれた職場
当法人は新卒採用に積極的で、研修制度やチューター制度など、指導体制はしっかりしたルール作りができていると思います。また、採用担当のおかげだと思いますが、皆さん関わりやすい性格で、現場は明るく優しい人たちに支えられています。
設備面では介護ロボットやICT機器、また全ベッドに見守りセンサーを導入することでスタッフの負担を軽減。またハード面においても動線を考えたレイアウトやユニット内での設備の充実など、細かな点も働きやすさにつながっていると思います。
壁をつくらず対話を重視。それが介護に反映される
主任の立場で心掛けていることは、基本的に区別をしない、極力相手との壁をつくらないようにすることです。何かあっても話しやすいように、日頃からある程度距離を近づける努力をし、気になるスタッフには十分な時間を取って面談を重ねます。
スタッフがイライラやトラブルを抱えているとご利用者さまにいいことはないので、自分が丁寧に話を聞くことで、少しでも良い形で介護に反映されたら、と思っています。
「暮らしの継続」と「真の個別ケア」の実現に24Hシートを活用
ご福あげおは、24時間(H)シートを導入し、利用者一人ひとりの生活に合わせたケアを実践しています。施設での生活は、利用者の今までの暮らしの延長線上にあります。それまでの生活習慣や趣味、嗜好、思いを継続することで「私らしい毎日」が実現できると考えます。
❶法人理念を形にしたCafe Dining529。地域の憩いの場を目指しています。
❷介護ロボット導入でスタッフの負担を軽減し、ご利用者さまも安心な乗り心地に。
❸見守りセンサー、ICT機器を充実しスタッフが安心して働きやすい環境です。
特別養護老人ホーム ご福あげお
2018年にオープン。入居者の“暮らしの継続”をテーマに、全室個室のユニットケアで専属スタッフが生活を支援。コミュニティカフェも併設する地域密着型です。電車はJR線上尾駅、指扇駅からバス。車通勤もOK。
埼玉県上尾市平方505
施設長 杉浦 佑介さん
しっかりした教育体制で3年後には独り立ちできる
介護をする上で大切なことを学んでこそ一人前になれるので、担当を立てて研修&資格取得を全面サポート。地域貢献などトップが大切にしている考えを記した冊子も全職員に配布して法人への理解・連帯を深め、自立した介護者を育てています。
生活相談員 森居 深雪さん
介護職を経て生活相談員へ。主な仕事は入所相談や連絡調整
高齢者の生活を近くで支えるのが介護職なら、生活相談員は俯瞰的な視点で間接的に支えます。当法人は相談員希望者も介護職からスタート。多世代と関わるので、意識して興味の引き出しを増やしておくと将来の仕事のプラスに。
社会福祉法人 永寿荘
◉本社所在地:埼玉県さいたま市西区高木602
◉設立:2002年
◉施設数:16
◉従業員数:500名(2020年3月現在)
◉事業内容:介護施設、保育施設の運営