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用語集: 「パーキンソンの第二法則」 <- お金はあるだけ使う、もしくはそれ以上に消費する(苦笑)

今回は「パーキンソンの第二法則」について見ていきましょう。

この法則は、イギリスの行政学者であるC・ノースコット・パーキンソンによって提唱されました。

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「パーキンソンの第二法則」: 「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」という法則です。

これは、収入が増えても、それに比例して支出も増えてしまうという人間の心理的な傾向を表しています。

例えば、以下のような例が挙げられます。

  • 宝くじに当選して収入が増えると、つい浪費してしまう

  • 給料がアップすると、それに合わせて高級な生活習慣を送ろうとする

  • ボーナスが出ると、普段買わないようなものを買ってしまう

パーキンソンの第二法則は、個人の生活だけでなく、国家財政にも当てはめることができます。

例えば、政府の財政収入が増えると、それに比例して支出も増えてしまう傾向があります。

これは、「予算の硬直性」と呼ばれる現象です。

予算の硬直性とは、一度決まった予算を変更するのが難しいという問題です。

政府は、収入が増えたからといって、すぐに予算を削減することはできません。

そのため、収入が増えると、それに比例して支出も増えてしまうという傾向があります。

パーキンソンの第二法則は、私たちの生活に様々な影響を与えています。

この法則を理解することで、より賢くお金を使うことができるようになります。

パーキンソンの第二法則を防ぐ方法

パーキンソンの第二法則を防ぐためには、以下の方法が有効です。

  • 予算を立てて、それに従って生活する: 収入と支出を把握し、予算を立てて生活することで、無駄遣いを防ぐことができます。

  • 将来のための貯蓄をする: 収入の一部を貯蓄することで、将来の出費に備えることができます。

  • 必要なものだけを買う: 衝動買いをせず、本当に必要なものだけを購入するようにしましょう。

  • 収入が増えても、生活水準を上げすぎない: 収入が増えても、これまで通りの生活水準を維持するようにしましょう。

パーキンソンの第二法則は、意識すれば防ぐことができます。

これらの方法を実践することで、より豊かな生活を送ることができるでしょう。

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