問題&解決案#3: 「70歳でいきなり失業? どうする?」 <ー あわてる必要はありません、対処方法はいくつかあります

今回は「70歳でいきなり失業? どうする?」について見て行きましょう。

自己都合ではなく、会社都合(廃業など)もあり得ますね。

今回は、給付金について見て行きます。

「70歳でいきなり失業?」といっても、どうすれば良い?

最初に、やることはとりあえず: ハローワーク、福祉事務所や社会保険事務所、市役所の高齢者福祉担当の窓口に相談に行くことです。

なぜ?

ハローワーク?

「仕事を見つけること」と受給資格のある「高年齢求職者給付金」の申請手続きをすることができます。

「高年齢求職者給付金」: 満65歳以上で雇用されていた方(高年齢被保険者)が失業して職を探しているときに、基本手当(65歳までの失業保険のこと)に代えて給付される手当のことです。

「申請の条件」: 退職時に勤務先から「雇用保険被保険者証」を受け取り下記の2つの条件を満たす必要があります。

1.離職の日以前1年間に、雇用保険被保険者期間が通算して6ヵ月以上あること
2.失業の状態にあること

恐らく、これは簡単にクリアーできます。

Note: 給付額は? 

離職した日の直前6ヵ月に支払われた賃金(賞与等を除く)を180日で割った額の5割~8割を日額となっています。

福祉事務所?

「生活保護制度」の可能性を探る。 ただ、直前まで仕事をしていたとなると給与と年金所得があるため「所得制限」に引っかかる可能性があり。

市役所(高齢者福祉担当)?

国民健康保険保険料などの減免制度などの可能性を確認。 高年齢者&所得がないとなると保険料などの減免の可能性大。

どうしても、年金だけ?

それなら「年金生活者支援給付金制度」を受けられるかどうかを探ることもでできます。

「年金生活者支援給付金制度」: 年金生活者支援給付金は、消費税率引き上げ分を活用し、公的年金等の収入金額やその他の所得が一定基準額以下の方に、生活の支援を図ることを目的として、年金に上乗せして支給するものです。

支給要件

以下の支給要件をすべて満たしている方が対象となります。

  • (1)65歳以上の老齢基礎年金の受給者である。

  • (2)同一世帯の全員が市町村民税非課税である。

  • (3)前年の公的年金等の収入金額※1とその他の所得との合計額が878,900円以下である。

  • 障害年金・遺族年金等の非課税収入は含まれません。

  • 778,900円を超え878,900円以下である方には、「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給されます。

国民年金だけだと、少ないのでこのような制度があります。

参考: ↓
年金生活者支援給付金制度について | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)

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