金融新聞:　「円キャリー巻き戻し、まだ5割程度　継続の余地」

今回は「円キャリー巻き戻し、まだ5割程度　継続の余地」について見ていきましょう。

Reuters:　　　7 Aug,2024

「円キャリー巻き戻し、まだ5割程度　継続の余地」

「ＵＢＳのアナリストは8月６日、世界市場に影響が波及した円キャリートレードの巻き戻しについて、現時点で５０％程度完了した段階と推定し、まだ続くという見通しを示した」
＆
「ＵＢＳジャパンのマクロストラテジスト、ジェームズ・マルコム氏は８月６日付の顧客向けメモで、ドル・円キャリートレードがピーク時に少なくとも５０００億ドルまで拡大したと指摘．．．ここ２─３週間で約２０００億ドルの巻き戻しがあったという試算」
＆
「今後どの程度解消されるかは「金利差の水準ではなく、金利差の変化に大きく左右される」と指摘。「急速な巻き戻しが起こった１９９８年と比較すると、さらなる巻き戻しが進むことが予想される」」

多分、全金額の巻き戻しは金利差があるので解消されることはない（必要はない）と思いますが、これから米国の金利低下を予想すると、USDYENのReboundはどこまで行くやら、実際１４８円ぐらいで跳ね返されているかんじですね～

ということは、日本の株価も為替に振り回される場合が多いので、引き続きボラは大きそう。

ボラが大きいと、投資機関も金融資産の持ち高を下げる（売り）可能性あり。

毎回言っていますが、金融の取引は血で血を洗うような世界なので、覚悟をした方がいいと思います。

バトルのみです（笑）。

検索キー:　　　　円キャリー巻き戻し、まだ5割程度　継続の余地＝アナリスト