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MBA受験のスケジュール

今日はMBA受験のスケジュールについて記載しようと思います。

もともと私は大学の時からMBA(経営学修士)というものに興味を持っていました。投資銀行やコンサルティングファームを中心としたインターンの経験の中で、多くのトップパフォーマーの社会人の皆さんが、口をそろえて保有している、もしくは取得を目指して準備していると話していたからです。

野村証券の投資銀行部門のリクルーターと話していた、大学3年生の冬のことでした。その方は、我々のグループディスカッションの合間の短い休憩時間にもPC画面を凝視しており、それがMacbookAirだったためなぜ?私物?と思い話しかけたところ、まさかの英単語を勉強しており、そこからMBA受験の準備をしているんだ、と教えていただいたところが本当に初めてMBAというものを認識したときでした。

漠然とした憧れや目標が頭の片隅に残りながらも、現職での怒涛のような日々と成長の実感から、特に意識をしていなかったのですが、社会人5年目のある夜のこと、2021年3月ごろ(当時28歳)で、MBA受験を目指している部署の後輩と会社の飲み会で将来について話している中で、MBA受験を自分も考えてみようかな、と思い始めました。

幸い、社内にはたくさんのMBAホルダーがおり、また、これから退職して留学予定の同僚などに話を聞きながら、インターネットで情報収集をしたところ、MBAにいくと人生が面白くなるのではないかと感じました。とくに、投資銀行からのファイナンスキャリアをドライブできそうなこと、一部のバイサイドには、トップMBAが昇進の要件になっていることなどを知りました。なにより、話をした人全員が「MBAに行ってよかった」と言っていたこと。これが決め手となり、受験を決意するにいたりました。

それからというもの、激務の合間をぬって勉強を始めました。業務で英語を使うことはもちろんありましたが、こと「受験」の英語に関しては相当ブランクがあったので、最短スピードで要件を整えられることに集中しました。

ざっくりと、2022年1月から本格的な準備を開始しました。
先人たちの記録やブログから読み取るに、英語(TOEFL/IELTS)よりもスコア(GMAT/GRE)の方が圧倒的に時間がかかりそうな印象を受けたので、大きな方向性として、英語は最低点をさっととり、スコアの方に力を注ごうと決めました。

22年1月:初めてのTOEFLとIELTS、マスアカを3日で1周。TOEFLが97、IELTSが7.0でした。これでもトップスクールは無理でも最低限出願はできるんじゃないか!?と思って、ほそぼそと対策しながらGMATに移ろうと思う。

22年2月:TOEFLを2回受け、スコア更新なく、GMATのOGを1周目

22年3月:TOEFLを3回、IELTSを1回受けるもスコア更新なし、OGを2周目

22年4月:GMAT Official Practiceを4つ、Manhattan Prepを1つ模試的に

22年5月:GMAT Official Practiceを6つ、Manhattan Prepを2つ模試的に
ここで、1回目のGMATを受け、610点(V:25、Q:49)で撃沈する

22年6月:GMAT Official Practiceを3つ模試的に
ここで、2回目のGMATを受け、680点(V:33、Q:49)で出願できそうになる
LBSとTepperの出願準備を始める

22年7月:GMAT Official Practiceを2つ、Manhattan Prepを1つ模試的に
ここで、3回目のGMATを受け、再び610点(V:25、Q:49)で撃沈する
合わせて、Haas、Yale、Columbia、UCLAのエッセイを準備し始める

22年8月:GMAT Official Practiceを5つ、Manhattan Prepを2つ模試的に
ここで、4回目のGMATを受け、740点(V:39、Q:50)でGMATクリアする

22年9月~12月:8校の出願と同時にインタビュー対策を開始する

23年1月~4月:インタビューの追い込みと合格通知

これが実際に自分が取っていった模試と本番の記録です。GMATは想像以上に苦労をしました。

2023年4月に合格。進学校を確定するも、仕事の関係で一年Differ。

というのが大まかなスケジュールとなります。どれくらい大変だったか、それぞれの局面での苦労、感じたことはまた次の機会に書きたいと思います。

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