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眼鏡業界で初めて店長になった時に感じて学んだ事(私が転職するまでの第7話)

転職エージェントがお届けする。自分史の7話目は初めて店長になった時代の事をお伝えしたい。特に学びが多く苦労した時代になる。前回の第6話であったように自分から店長をやらせて欲しいと上層部に伝えて運よく店長職に就くチャンスを得る事が出来た。それは凄くラッキーな事だし先輩からも何でお前が?という声も多かったと後から聞いた事も今でも覚えている。

店長になった時に感じた難しさ

店長になる前には事前に準備もしていた。お世話になった先輩に一般社員の時代から「自分が店長になったら・・・」を常に考えて仕事をしているといい。そういった話もあったので事前に出来る事は自分なりにやっていた。でも、マネジメントの本を読んだり、店長になってやる事を決めていたはずが現実は甘くなかった。そんなスタートだった。

まずは、店長といっても名刺に店長と書かれていても店長経験は無く初めて店長として仕事に取り組むという現実をスグに体感した。1番悩んだのは人間関係だった。私は大阪エリアで勤務していて店長は京都での店長だった。つまり面識がある人がいない。更に「坂本って誰?」という状態でメンバーと対面をする事になる。

問題点としては信頼関係が出来ていない状態で指揮命令の権限だけ持っていても何も出来ないという事。これは、やってみて感じる事となった。でも、店長として売上目標を達成する事が求められるので現状の店舗の課題を出して改善を行う行動を進めていく事となった。

色んな課題はすぐに見えた。幸い過去に結果が出ていた店舗で働いた事もあったし最初は問題があった店舗が改善して結果が出た事も経験をしていた。そして、何をどうすれば売上が上がるかは分かっていた。それを実行すれば良い。そんな簡単な事が実は上手くいかない事を知る事となる。

私が躓いた店長としての失敗経験

メンバーとの信頼関係が構築できていない状態で店舗の改善を行った事。信頼関係構築の優先順位が低かった事。これに尽きると感じている。

当時のメンバー構成を振り返ってみよう。私は新卒2年目の新任店長24歳。2番手の主任になる方は父親位の年齢の50代半ば、女性社員が27歳位、女性のアルバイトスタッフが40代という構成になる。

今でも鮮明に覚えている事は、店長の私の他のメンバーとの温度感の違いだった。店長対メンバーという構図になっている事を実感してしまったエピソードがある。

眼鏡販売といってもチラシを配ったりティッシュを配ったりと店舗外には積極的に出るスタイルが普通だったので私も定期的に外に出ては街でチラシやティッシュを配ってお客様を呼んで来ようと必死に行動をしていた。ある日、店舗に戻ってきて、私が入り口から入る前に3人が仲良く話をしていて楽しそうな雰囲気が見えた。そして、私が入り口から入ったらサッと3人が離れた。私は敏感なタイプなのですぐにその現実をドシッと受け止める事になった。なるほど・・・私がいないと楽しそうにしてるんだなと。

この時ばかりは自分なりに悩んでマネジメントなどの本で読んでいた事なんて現実では簡単には役に立たない。現実の経験から自分で考えて動かないといけないと京都駅に隣接している大階段に座ってうなだれながら考えた事を今でも覚えている。

そこで学んだ事は現実で経験をしながら自分で考えて壁を乗り越えていかないと何もうまくいかないという事。私はメンバーと向き合おうと決めた。1人1人の良いところを見るようにして伸ばしていきたい。そして、自分の信頼してもらえるように体を張って背中を見せて最前線でガムシャラにやっていこう。色んな事を考えると色んな課題が生まれてきた。大事なことは信頼関係の構築。その為に、対話をすることも必要だし自分が動いて行動で伝えていく事も大事だと思って動いた。

次回はビフォーアフターともいえるその後をお伝えしていきたい。今、マネジメントに悩んでいる方にもヒントになるように最悪な状態から最高の状態になっていく過程を綴っていこうと思う。書くのは簡単だけど、本当にしんどかった・・・

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回も楽しみにして頂ければ嬉しいです。

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