駐在妻インターン生ってどんな人?【Vol.4 門野瑛子さん(ドイツ・デュッセルドルフ在住) 】
CAREER MARK 広報PRインターン3期生の廣瀬望です。
2021年7月より活動をはじめているインターン3期生4名。イギリス、タイ、ドイツから多彩なバックグラウンドをもった駐在妻が集まっています。
インターン生同士お互いのことを知りつつ、私たちの体験って他の駐在妻の方の参考にもなるのでは?と始まったインターンプロジェクト、他己紹介リレー。
今回で他己紹介リレー最終話の第4弾は、2018年の年末よりドイツ・デュッセルドルフに駐在帯同中の門野瑛子さん。
実は、門野さんはキャリアマークのインターン2期生でしたが、「3期も活動したい」と、今期も継続してインターン活動をしているバイタリティ溢れる駐在妻。
そんな門野さんに、インターン活動を始めてからの気持ちの変化や、ドイツでの帯同生活の様子などを伺ってみました!
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【門野瑛子さん/プロフィール】
・金融系企業に総合職入社、日本各地で営業。
・その後、本社にて企画業務に従事
・産休・育休を経て、退職後、ドイツ・デュッセルドルフに夫と子供2人と駐在帯同中
・現在、CARRER MARK インターン生2期・3期と活動中。
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◆駐在帯同中にInstagramで見つけた情報が、インターンのきっかけに
――まず、CARRER MARKのインターンへの応募のきっかけは?
門野: Instagramでドイツの情報収集をしていた時に、『CARRER MARKキャリアカフェ・ドイツ部』が実施している、「駐在帯同同士でキャリアについてオンラインで話そう」という企画を見つけたんだ。
その時に、現在CARRER MARKでキャリアコンサルタントをされている林眞帆さんに出会い、今度インターンを募集することを知って、「ぜひやってみたい!」と思って応募したのがきっかけだよ。
ちょうどコロナ禍のロックダウン中。子供と家に閉じこもりがちで、モヤモヤした気持ちも抱えていたから、「やりたい!」と強く思ったよ。
◆帯同中のインターン活動を通して現れた、自身の変化
――インターンシップ活動を実際に始めて、何か自分の中で変化はあった?
門野:仕事のことを話す機会や環境があることで、モヤモヤが軽くなったよ。
それから、同じ境遇の人と繋がれることも大きいかな。駐在帯同という同じ境遇でも、話をしていくと、人によっていろいろな考えがあって面白いなと思う。
それから、「今後どういうことを仕事にしたいか」と考えるきっかけにもなった。
インターン活動を通して自分の好きなことを仕事にしている人に多く出会って、そいういうのっていいなって思うようになったよ。
――確かに、家事育児の話だけではなく、仕事の話ができる環境は貴重だよね。
インターンシップ活動を2期生で終わらず3期も継続したのは、もっとやりたい気持ちが大きくなったから?
門野:2期の時は活動期間が3ヶ月と短かったから、吸収している間に終わってしまった気がしたんだ。まだPRスキルが自分の身になっていないなと感じて、中途半端だなって思った。
――ここでは終われない!と思ったんだね。今期、CARRER MARKでやりたいことはある?
門野: PR 活動を通して、CARRER MARKを多くの駐在妻の人に知ってもらい、イベントの参加人数を増やして、成果としてつなげたいと思っているよ。
あとは、記事を書くことが面白いと感じているからレポートをどんどん書いたり、バナーの画像作成のスキルを上げて、PR活動を自分のものにしていきたいと思っている。
◆帯同を決めた時の、子育てへの思い。そして、自分の気持ち。
――では、次に駐在帯同を決まった時はどんな気持ちだった?
門野:その時は、海外生活は貴重な経験になると思ったよ。
私も子供の頃、海外生活をしていた経験があって自分にとってもいい影響があったから、自分の子供にも経験してほしいと思って決めたんだ。
それでも、自分の意志以外でキャリア中断が決まってしまうことへのモヤモヤはあったね。
あとは、子育てに専念しなければいけないプレッシャーも大きくてご飯が食べられなくなったという時期も…。
――それは大変だったね。その2つの不安な気持ち、共感する駐在妻は多いんじゃないかな。私もそうだったよ。
帯同生活を実際に始めてから大変だったことはある?
門野:コロナ禍のロックダウンで幼稚園が閉まっている時は、やっぱり大変だったかな。
4歳と1歳の子供ではまだ一緒に遊べないし、夫は在宅勤務だし、家の中はフラストレーションだらけ。ドイツは最初のロックダウンの規制がとても厳しくて公園にも行けなかったから…。
その閉じこもった気持ちをなんとかしたくてCARRER MARKのインターンに繋がったんだけどね!
◆駐在先のドイツならではの帯同生活とは
門野:ドイツは子育てしやすい環境なのが良いところ。ドイツは本当に子供に優しい!それから、東京に比べて公園が大きくて動物や自然がすぐそばにある環境は子供にとってすごくいいなと思っている。
ドイツでの子育ては、基本は「子供に任せる」。そのやり方も、好きなところ。子供にとってこのタイミングでドイツに来ることができてよかったなって思っているよ。
――ドイツではどんなことを楽しんでいるの?
門野:ドイツでは、「マルクト」といって、身近な色々なところでマーケット(市場)が開催されているんだよ。そこは農家から直送で新鮮なの!
そこではチーズや牛乳、お肉、お花などが売られていて、旬の野菜やフルーツを買ったりしてマルクト巡りを楽しんでいるよ!
◆これからの自分探しの旅
――最後に、日本へ帰国後の目標や理想はある?
門野:今年で駐在帯同3年目。もしかしたらもうすぐ本帰国かもしれない。
前の金融業界に戻るのもいいけど、今度は好きなことを仕事にしたいと思っているんだ。そのために、まず、やりたいことを見つけたいなと思っている。
ドイツ語や英語の語学勉強ももう一回やりたいなと思っているよ。
――帯同生活で得た経験を元に、自分を見つめ直すいい機会かもしれないね。帰国後、好きなことを仕事にしている、そんな素敵な未来が実現でいたらいいね!
◆あとがき
「こんなに大人同士で話したのは久しぶりだったな」インタビューを終えた直後、そう思いました。
コロナウィルスの状況が悪化していた2020年々末にイギリスへ来た私は、ロックダウンの中、語学学校はおろか、他家族への接触は禁止されており、娘の幼稚園の送り迎えでも私語は極力禁止。そのため、思うように自分のコミュニティが作れなかったのです。
それでなくても、小さな子連れ同士で遊ぶと、親同士の話が途切れてしまうことはよくあること。話すときは、お互いの子供・学校の話が中心で、わたしたち駐在妻自身の「仕事」や「悩み」について深く話す機会は少い。
こうしてオンラインツールを使い、世界各国にいる駐在妻同士が繋がり、気持ちを共有できることに、嬉しさと充実感を感じました。
そして、駐在帯同という大きな変化に翻弄されながらも、「家族で、ここドイツでしかできないことを思いっきり経験したい」と笑顔で答えてくれた門野さんの芯の強さがとても印象的でした。
帯同生活は、年単位と長いものになりますが、駐在妻の方々にとって、それぞれが思う素敵な未来を掴めるようキャリアマークは応援します。
4人のインターン生の今後の活動もぜひお楽しみに!
インタビュアー:
CAREER MARK 第3期 広報PRインターン
廣瀬 望(イギリス駐在帯同中)
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