【22卒向け】ITメガベンチャーに早期内定を獲得した地方大学生の 東京就活におけるマル秘話
これを書いた人
名前:中井
大学:地方国公立
内定先:ITメガベンチャー
就職開始時期:大学3年の5月
見ていた業種:広告、IT
その他:国内トップメガベンチャー複数内定
1.地方学生の就活に対する意識ってどうなの?
・学生生活の過ごし方
地方大学生と聞いてあなたは、どういったイメージを持っていますか?
特に、都心部に住む学生にとっては、今まで考えたことがあまりないことなのではないでしょうか?
地方大学生の大学生活の過ごし方としては、以下のようなものがあります。
(筆者の経験上です)
①バイトとサークルの往復で4年間を過ごす人(大多数)
②ボランティアや留学、旅をしながら、外に目を向け自分を成長させる人
③自分でサークルや団体を立ち上げ、大学や地方を自ら引っ張っていく人
④起業する人
失礼ながら活動自体は、それほど都心部の学生と変わらないのでは?と思っています。
ただ、平均的にぼんやりしている人は多いと思います(笑)
環境的に周囲に発信者やキャリアに対して意識高く持っている人が少ないのも背景にはあると思いますが、まず、外に目を向けようとする人の割合が低いです。
都心部から離れていればいるほど情報の回りが遅く、常にアンテナを貼って、外に目を向けていない限り、社会の急激な流れから取り残されがちになっている部分があります。
例えば、今や世界中で認知度を誇るUberやAirbnb(エアビー)などのサービスに関しても、大学生で未だに知らない人もいます。
地方に住む人間の1人として、筆者は、この“知らない”という状態の恐ろしさを常に実感しています。
世界は常に変化し続けている。
日本でも次々と新しいサービスやイノベーションにより、10年前と比較してもあらゆる角度で私たちは、格段に生活しやすい環境にいます。
知っていれば利用できるものを、知らないがために使えない。
本来存在している選択肢を、知らないで済ませてしまうのはあまりに勿体無い。
“いかに、情報感度をあげるか”
これが地方大学生にとって一番、大事なことだと考えています。
・就活に対する意識
では、地方学生の就活に対する意識はどうでしょうか?
結論からいうと、都心部の学生に比較すると全体的に低いのが現実です。
夏のインターンに参加している顔ぶれを見ても、大部分が都内の学生であったりと、地方学生に出会うこともあまりありませんでした。
そもそも地方で3年の夏以前から動き出している人もどちらかというと、少数派の部類・・
全体的に就活やキャリアを意識する時期が遅い・・・
そのため、逆に、都内で地方学生に出会うと謎に親近感が湧いてテンションが爆上がりすることもありますが(笑)
また、都内の学生の話を聞いていると、全員ではないにしても、
「長期インターンで、・・」や、「〜で起業して・・・」みたいな話をする学生に会う機会が増え、早い時期から自身の人生やキャリアについて考えるのが、当たり前のような環境が存在していることを感じると思います。
地方大学生の就活の動きとしては、3年の年明けから4年の春にかけてが最も活発になる時期だと思いますが、
周囲に流されず、早いうちから自分の意思でキャリアを意識していって欲しいと思います。
もしかしたら、こんなこと経験するかも
東京就活あるあるShort ver(地方大学生版)
・みんなが話してる横文字の意味がわからん
・滞在費えぐい
・路線図複雑すぎ
・インターンガチ勢がガチでやばい(語彙力)
・地方について絶対アイスブレイクで聞かれる
・思わずオフィスビル見上げちゃう
筆者自身は、夏に参加したインターンが、この地域間のキャリアに対する意識の差を強烈に感じた瞬間の一つでした。
2.夏のインターンで感じた環境の違い
・インターンで感じた違い
当時、自分は、それほど夏のインターンを重要なものとも考えずに受けるつもりはありませんでした。(1Day の説明会のイメージでしかありませんでした笑)
ただ、たまたま先輩の1人が、某有名メガベンチャーで働かれていて、インターンを案内されたことをきっかけに、その会社のインターンのみ選考を受けることにしました。
実際に参加したインターンは、全3日のスケジュールのなかで、新規事業を立ち上げるというもの。
まず、驚いたのが参加者(19人)のうち、地方学生が自分だけであったという驚愕の事実。
参加当初は、少し心細かったのを覚えています(笑)
この3日間のおかげで、様々なビジネスに対する学びを得ることができました。
それと同時に、明らかに地方全般の学生とは大きく異なる要素があることを実感しました。
それが、この3つ
①大学1年生、高校生という早い時期から自分のキャリアを意識して行動している
②長期インターンで業務経験を積んでいる
③夏のインターン、就活にかける思いの大きさが違う
です。
①について
インターンの参加メンバーと話をしていると、大体のメンバーが大学1、2年生から、早い人だと高校生から自分自身のキャリアに対してしっかりとした考えを持って行動している人が多かったです。
それぞれの情報感度や行動力もそうですが、環境的に早い時期からキャリアを意識しやすい様々なトリガーが都心部には集中していると感じた部分でもありました。
②について
インターンの一番初めに全員で自己紹介を行うのですが、参加していた学生の半数以上が何かしらの長期インターンでの業務経験を持っていて、地方との違いにとても驚愕しました・・・
そういった経験をしているメンバーの中には、ビジネスのフレームワークや分析方法等、マーケティングの知識があり、かつ、プロジェクトの進行にも慣れている人も多いので、全体的にチームの促進役として引っ張っている印象でした。
(ビジネスマンからするとまだまだ幼稚な知識程度なのかもしれませんが・・・)
③について
とにかく、都内で動いている学生は情報の周りがすごい!笑
少しでもいろんな情報を掴むんだという姿勢には、尊敬する部分がありました。
(下心丸出しの人に対しては、少し嫌悪感がありましたが笑)
早期選考や他社のインターン情報等、就活において情報収集の重要性を学びました。
ここで共に3日間を過ごしたメンバーと関係を深め、就活だけに関わらず、いろんなことを教えてもらえたことは、今でも大きな財産になっています。
ただ、同時に、地方とのあまりの違いに焦りを隠しきれませんでした。
「今のままじゃだめだ」
そう思わせてくれた3日間でした。
3.インターンが終わってからの変化(工夫したこと)
・とにかく情報収集
インターンが終わってから、とにかく情報に対して敏感になりました。
同期であり、ライバルでもある同じ就活生が今日も様々な情報を集め、何かしらの行動を起こし続けていると考えると、一層就活に対して意識を高く保つことができました。
特に意識していた4つのこと
・気になる会社のHPを定期的に確信し、最新情報を随時確認
・Twitterで情報収集
・OBOG訪問(Matcher)
・インターンで友達になったメンバーと早期選考の情報交換
自分の周囲だけでなく、外から情報を得ることを意識していました。
・上京就活のプロジェクトへの参加
また、インターンの経験からネット上の情報だけでなく、生の情報を得る必要性を感じ、
ジョーカツを利用しながら東京の様々な会社のオフィスを実際に訪れたりもしました。
一週間、無料で就活シェアハウスに止まることができ、プログラム内では、自己分析の練習から、様々な会社との交流機会があり、とても充実した日々を過ごすことができました。
また、全国に友達ができるというとても大きなメリットがあり、一週間共に過ごしただけあって、今でも交流の機会があるほど仲良くなりました(笑)
インスタグラム:
Twitterコメント:
・多様な会社を見る大事さ
インターンや上京就活のプログラムもそうですが、
自分が将来したいことや興味のあることを見つけるにあたって、
とにかくいろんな会社の話を聞くことは、改めてとても重要だなと感じました。
実際、人事から「他の会社じゃなくてなんでうちの会社がいいの?」と聞かれた時に
あなたなら、なんて答えますか?
筆者は、この質問に対して、納得を得れるような回答ができるまでに苦戦していた経験を強いられていました笑
会社の業績など、数字の部分で差別化できる部分もありますが、
自分は、「働く人」を一つの軸として持っていたので、
「どうやって人の良さを他社と差別化しようか」
と、かなり悩んだ時期もありますが、いろんな会社を受ける中で、自分なりにここの線引きができるようになり解決することができました。
なので、筆者としては、
まず、幅広く会社の説明会に参加して、自分の興味を探ることをオススメします。
4.情報を知らない地方就活生(今年の現状)
ここまで、色々書かせていただきましたが、
改めて、地方学生には、外にどんどん情報を取りにいくようにして欲しいと筆者は思っています。
21卒の学生の中には、3月1日が就活解禁日だと信じ込み、
特に準備も何もせずに、コロナの影響で1ヶ月以上のスケジュールが全滅した友達もいます。
これを今、読んでくださっている皆さんはとても優秀な方ばかりだと思いますが、
それでも、情報を知らなかっただけで、今年の一部の学生のように、就活のスケジュールが全滅して、途方にくれるような事態にはなって欲しくありません。
皆さんのそれぞれの納得就活に向けて、早期から動き出す意識を持って欲しいと思います。
5.地方就活生に伝えたいこと
・就活でかかった費用について
ここで、筆者自身が就活でかかった費用やその他お金関係について公開します。
就活の時期:大学3年7月のインターン〜翌年の3月の内定承諾まで
会社説明:52社
インターン合格数/選考数:1社/1社
選考数:3社
内定:1社(その他選考会社:第一志望の企業通過により、最終前に途中辞退)
合計:約11万
・滞在費:約4万(カプセルホテル、ホステル、ホテル、ネカフェ含む)
・交通費:約3万
→支給なしで4回ほど東京に滞在(夜行バス)
・食費:約3万
・その他雑費:1万
自分は、本気で行きたい企業以外受けなかったので、比較的費用はかかっていない方だと思います。
筆者自身、交通機関は、基本夜行バスを使用し、会社支給がある場合のみ新幹線を利用しようしていました。
会社支給をうまく利用すれば、交通費をかなり抑えることができます。
滞在費に関しては、Booking.comを使用しながら割引されている安い宿に止まることで、費用を抑えていました笑
サマーインターンの支給情報に関しては、これらのURLがうまくまとまっていると思います。
ONE CAREER(インターンシップ募集一覧)
・東京での息抜きスポット
筆者が、東京に滞在しながら息抜きの場所としてよく使っていた公園を紹介させていただきます。
芝生が生えていて、夜はとても静かで気持ちがいいので就活で疲弊仕切っている時などに是非、訪れてみてください。
6.終わりに
都心部とは異なり、地方という環境は、皆さんにとって不便な面も色々あるかもしれません。
ですが、逆の見方をすれば地方ならではの強みがあるとも言えます。
地方ならではの文化の違いや価値観の違いなど、都心部の学生にはない部分があります。
キャリハブのメンバーも実は、こういった地域間の情報・機会格差に共感したメンバーの重いから、運営されています。
辛いことも色々あると思いますが、一緒に頑張っていきましょう!
是非、自信を持って就活に臨んでください。
22卒限定の就活コミュニティ"キャリハブ"とは?
キャリハブとは
幅広い業界の内定者が就活情報を共有するコミュニティです。
コロナで今までの就活常識が一変しようとしている状況の中、内定を勝ちった21卒の内定者がメンターサポートをしてくれるコミュニティになります。
【所属メンター内定先】
ゴールドマンサックス・マッキンゼー・アクセンチュア・アビームコンサルティング・H.I.S・博報堂・三井住友銀行・伊藤忠商事・三井住友海上・セールスフォース・ヤフー・リクルート・サイバーエージェント・Sansan・ビズリーチ・Wantedly・アマゾン・楽天・ドコモ・avex・アカツキ・LINE ・パーソル・Fringe・その他多数
【21卒サマーインターン突破企業】
ゴールドマンサックスIBD、JPモルガンIBD、デロイトトーマツ、日本ロレアル、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、NRI、みずほ証券、JAL、資生堂、三井住友海上、IGPI、サイバーエージェント、リクルート、ビズリーチ、UTグループ、パーソル、JTB、東京海上日動システムズ、ネオキャリアetc
※日程被りの辞退を含む。
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