見出し画像

子どものやる気スイッチの入れ方。最終編はズバリ!!「違いを認める」ってこと。

本日は3つ目の関わり「個別的に関わる」です。前回からの内容はこちらから、どうぞ(*^^*)

「個別的に関わる」とは少しわかりづらいのですが、要は「違いを認める」ってことです。

学校と社会のギャップとは

他の人との違い。なんだかこれは、今まで学校では逆のことを習ってたので、慣れないと思います💦学校では、テストや順位を決められたり、人と同じ解答(模範解答)のような正か否かを考えることが多くありました。

しかし、一歩社会に出れば正か否かではなく、むしろ失敗はない。そこから生み出されるものがたくさんあって、、、、社会に出れば創造力だの、自分の考えだのやたら言われる。。。

学校で学んだこととのギャップに苦しむ若者を、今まで数多く支援してきました。予測不可能の時代は、「正・否」よりも自分の基準は何か?なぜそう考えるのか?が大事になってきます。

学力で測れない能力を伸ばす関り、まとめ

そんな自分の基準や考えを育てるのは、学力では測れない「非認知能力」と言い続けていますが。どうやって育るのか?今まで2つの方法をお伝えしました。

そして、3つ目は「違いを認める」。これは本当意識して欲しいのですが、前回までの「双方向・継続的」と「個別的=違いを認める」。この3つが揃って初めて、この非認知能力が育つのです。

今まで若者の就職支援を8年続けてきて、尚且つわが子が小1で不登校となってからの関わりで実践してきてようやく見えてきたことです。

「違いを認める関りって?」

では、違いをどのように見ていくのでしょうか?それは実は簡単なことです。「自分との考えや」「他人との違い」「以前との違い」が見えたときに、その違いを伝えるだけなのです。それは、その子の考える基準や、他人との違い、以前との違いが見えた瞬間なのです。ただそれを伝えて『それがあなたの考えなんだね』と認めればいいのです。

他人と接していれば、必ず違いはあります。それを否定的に捉えず、なぜそう考えるのかを一緒に見つけていく。

そして、その違いは承認されなければいけません。そうやって考える力や自分を見る力が養われるのです。

4月~小学3年になったわが子、自分からなかよし教室に入りたいと言ってきました。見学してみて、自分に合った勉強方法だと言ってきました。しかし、自分のいいところは、うまく書けませんし、書きたがらないこともあります。でも、それも自身で見つけた時には「違いに気付いたことを伝えるチャンス」だと思います。

そのためにも、継続的に長い目で関わっていきたいと思います。