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仕事論VOL6

選択制週休3日について

コロナショックの影響で働き方改革が一気に進んでいることを実感する今日このごろです。

永田町の先生方も企業の経営者も選択制の週休3日制、複業、副業の解禁に前のめりになっていますが、立ち止まって本質は何なのかを考えてみたい。

これって、新リストラの新しい手段になる可能性が高いということ。
バブル経済の崩壊でいわれていた、「リストラ」というと「余剰人員の削減」、「余剰在庫の削減」、「不良債権の削減」の3つが揃っておこなった制度である。

リーマンショックの時におこなわれた「リストラ」は「余剰人員の削減」と「内部留保の確保」が目的となり、社会保障費の増加など実質賃金がどんどん目減りすることになった。

コロナショックの影響でおこなわれている「リストラ」は「余剰人員の削減」、「未来への人員削減」、「ワークシェアリングでの人員削減」というものが見えてきました。

未来への人員削減とは、既存店舗を統廃合する事によって行う場合と、採用枠を8掛け、7掛けとすることによって未来への採用を減らすことで調整をすることで、帳尻を合わせることで経営戦略的に考えている企業も増えています。

コロナショックの影響によって、ワークシェアリングをすることによって失業する人を少なくすることによって、雇用を維持するけど100%は保証をできない企業と変形労働時間制をうまく活用することによってパズルのピースを埋め合わせていく企業で別れていくことになるだろう。

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