見出し画像

外国籍人材雇用を検討している企業人事の方へ届くと嬉しい内容です。

「今、外国籍人材に人気の職種」を書いてみようと思います。

6月に入り、先月まで最大34%程度落ち込んだ媒体からのエントリーはほぼ回復、自社HPへのエントリーも通常通りに戻ってきています。コロナ渦中での求職者の転職意欲変化に関しては、以下の記事をご覧ください。


本日は、弊社登録求職者から人気の職種について書いてみます。
まずは、ITポジションが多くを占めるため同類ポジション内での共有となること前置きいたします。

★外国籍求職者に人気のポジション
No. 1   AI/MLエンジニア
No. 2  デザインエンジニア(メカ)
No. 3 フロントエンドエンジニア
上述3つのポジションが弊社の問い合わせを統計した結果、応募が殺到する職種です。

一位のAI、マシーンラーニングの領域はやはり人気が高いです。これは言わずもがなでありますが、グローバル全体でみても、AI/MLエンジニアの絶対数は限られています。AI/MLエンジニアポジションの募集をかけると翌日には期待する応募が必ずあります。ただし、この応募があるという事実は下記条件により募数が変わってきます。
①日本語必須、シニアレベル → 母数形成は難しい
②日本語必須、ジュニアレベル → 一週間にパラパラと応募がある
③英語のみ、ジュニアレベル → 母数形成は簡単
④英語のみ、シニアレベル → 母数形成は③より難しいができる
日本企業ではつきまとうこの日本語必須問題が以下に母数形成を難しくしているか理解いただけると思います。

次に、No.2の人気ポジションのメカエンジニア
これは、弊社でもデザイン設計エンジニアポジションを出すと1時間後には応募が殺到します。あるSNSではバズってしまいます。笑
特に、中東国からのエントリーが爆発的に多いです。背景としては、コロナの影響でコンストラクションがストップしてしまい職を失ったエンジニアが溢れているためです。ドバイなどで仕事をしていた方々からのエントリーが殺到しています。

3つ目に人気のポジションはフロントエンドエンジニアです。
どこの国にも溢れているポジションではありますが、引き続き人気です。AI/MLエンジニア同様、英語のみOKポジションであればあるほど母数形成は可能です。

文系ポジションで人気が高いのが、「海外営業」です。外国籍という特徴を活かしやすいこと、自国との関わりを持てるチャンスも作りやすいこともあり長年人気の高いポジションです。

徐々にコロナの混乱から抜け出しており、日本で就職したい外国籍人材の意欲も再び高まりをみせています。

今、こんな時期だからこそ成長意欲の高い企業には外国籍人材雇用にチャレンジいただきたい、そう思っています。

キャリアフライ 大野理恵

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?