見出し画像

外国籍採用リーディングカンパニーインタビュー企画「ShareWis」社長のCareerFlyとは-後編

「外国籍人材とともに飛躍する(Career Fly)」
”外国籍人材”を採用する真意とは  外国籍人材採用後進国日本において、積極的に外国籍人材を採用している企業は何を目的としているか紐解く。キーパーソンへインタビューを行い、外国籍人材とともにどのような企業ビジョンを描くか、その飛躍(Career Fly)へのロードマップを深掘りしていくインタビュー企画。

前編はこちら
中編はこちら

大野:弊社の社内ツールもSlackなのですが、運用どのようにされてますか?私自身、反省することも多いのですが、「見逃す」ことってありませんか?

辻川氏:私はないです。(笑)


大野:素晴らしい!運用において辻川さんご自身が気をつけていることは?

辻川氏:「すぐにレスをする」ことは心がけています。
即レスは良し悪しあると思います。作業中に通知が入り、集中力が途切れるなどもあるのですが、とにかく確認したら即レスするのは必ず行っています。
あとは、”どのように伝えればその人によって伝わりやすいのか”を考え、やりとりをするようにしています。相手に応じて文章を調整したり、画像やときには動画やGIFアニメーションを添えたりと、表現を工夫して、ビジュアルも駆使して理解してもらいやすいようにしています。

大野:相手により対応を変えられてますね?


辻川氏:はい、変えています。
弊社は東京と大阪の2拠点で事業を進めていますし、国籍が異なる人もいるので、距離の問題、言語の問題に応じて適宜コミュニケーションの方法を調整しています。
私もそんなに英語が得意でないので、英語で込み入った話をする場合などは、事前に要点をまとめるようにしています。本来なら日本語でやりとりするときも、そうするべきだなと最近は思います。



大野:おっしゃる通りです。


辻川氏:日本語なら流暢に話せてしまう分、準備しなくても相手に伝えることは可能です。ただ、きちんと準備した方がより効果的にコミュニケーションはとれるので、言語に関わらず相手に何かをきちんと伝えたいときは準備を怠ってはいけないなと思います。

あと、毎朝朝会をしています。今日やることや昨日やったことを簡単に各自で報告しています。
毎週金曜日は少し朝会のやり方を変えていて、日本人はみんな英語で、外国籍社員は日本語を使ってやるようにしてます。

大野:素晴らしい仕組みですね!業務の相互共有と理解、また言語などの研鑽ができるのですね。

外国籍社員を採用を楽しむ、そして良かった!と心から思う

大野:ピープルマネジメントについて、現在どのような状況ですか?


辻川氏:正直、私自身プロダクト開発に注力していることもあり、人をしっかりマネジメントするという視点は抜けているかもしれません。(笑)



大野:どなたがマネジメントしているのですか?(笑)

辻川氏:誰も見てません。(笑)



大野:一人ひとりと距離が近く、関係性ができているから、theマネジメントをすることもない、ということですね。これからもっと人が増えて行く中で、辻川さんの横でマネジメントできる方が今後ジョインされると良いのでしょうね。

辻川氏:そうですね。ぎりぎりまで既存メンバーで対応し、もう人が入らなくては回していけない!という段階であれば、JD(職務業務内容)も固まっていると思います。その段階で雇用したいですね。



大野:採用も活発に行い、事業活動も順調でいらっしゃいます。今後どのようなCareer Flyを遂げるのでしょうか?



辻川氏:「事業を伸ばす」という共通の目標を持ったメンバーが創業当時より集まってきてくれました。国籍や言語も特に自分自身意識したこともなく、同じ目標を持つメンバーが一緒になり事業を推進しています。


大野:最後に、外国籍社員と仕事することの良さはこれ!ということを教えてください。



辻川氏:文化の違い(考え方、言語や食べ物など含め)を聞くことはとても面白いです。
また、仕事においては、国籍問わずスキル(力)を発揮できる環境を作ることができれば、組織として大きな強みになると思います。

国の違いなどを楽しみながら、仕組みをしっかり作り、みんなが活躍できる会社を作っていけると思います。


我々も外国籍社員採用と受入に関して今も試行錯誤していますが、日本人だけの会社ではなく外国籍社員を採用して良かった!と思っています。
ぜひ様々な企業でチャレンジしてほしいと思っています。



大野:色々参考になるお話をいただき有難うございました。

Career Fly代表大野理恵とShareWis代表辻川さん



Career Fly 

多様性ある文化形成を目指し、海外女子の人材紹介ビジネスを2015年にスタート。”日本ではたらく”を目指す理系海外女子を60カ国3800名をプール。海外女子の「越境転職をもっと身近に、気軽に」するための就業支援、および日本企業の優秀人材採用強化に貢献する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?