見出し画像

【50代経営者向け・人生後半ミッションコンサルタント】として活動するワケ

50代経営者・人生後半ミッションコンサルタント>の中川麻里です。

私が提供しているサービスは具体的には

「この先どう生きよう?」と
ふと立ち止まった50代経営者が
活力に満ちた人生後半を生きるミッションを見つけ
一貫性ある行動ができるようになる
【人生後半ミッションコンサル】

というものです。

今回はなぜ私が

「中小企業経営者の人生後半のミッションを
一緒に考える活動をしているか」

についてお話ししたいと思います。

そのきっかけはこのようなことでした。


1.50歳過ぎ「人生100年時代の折り返し地点︎」でふと立ち止まった

私自身も50代なのですが
私は50歳を過ぎてしばらくした時に

「あと何年働けるのだろう?」

とふと思ったことがありました。

「サラリーマンの定年は65歳、じゃああと15年くらいかな!?」

大卒後働きはじめて30年経過した身からすると
それは今までの職業人生の半分な訳で、
「そんなの、あっという間じゃん!」と愕然とした記憶があります。

つまり

「何をやるべきか、何をしないかをはっきりさせないと、
"気がついたら65歳”状態になりかねない。
65歳になって振り返ったときに時間をムダに過ごしたと思いたくない!」

と感じたのです。

そして

「あと15年間の職業人としての最終盤を
より良いものにするために、
自分のこれからの人生を考えたい」

と思うようになりました。

ただ、そう思ったものの、

・「これからの人生」って言っても具体的に何を考えるの?
・どうやって考えるの?
・考えても行き止まりになってしまうんじゃない?


という気持ちも湧いていました。

︎2.50歳過ぎの経営者からの「今後どうしようか?」という言葉

ちょうどその頃、
仕事で知り合った何人かの50代経営者から
同じような思いを聞く機会がありました。

具体的にはこのような声です。

・50歳になり「経営者としてのトラック上の最終コーナー」が見えてきたように思った。最後の直線を走れるように、自分のギアを見直す必要があると感じた。(50歳、サービス業経営者)

・経営者になって十数年。ずっと走り続けてここまで来た。
自分は65歳で引退すると決めているが、それまでに会社を自律した組織にしたい。そして65歳以降の自分が「何のために何をしていくか」を今のうちから考えて決めておきたい。(54歳、介護事業経営者)

・最近「このままでいいのか?」と思うことが多い。例えば、会社組織の在り方、おつきあいしたいお客様像、集客の方法など多方面にそれを感じる。「そもそも自分は何のために事業をやっているのか?」そういうことを一度考えてみたくなった。(52歳、教育業経営者)

たまたまかもしれませんが、

「50歳過ぎの複数の経営者が、
自分と同じような想いを抱いている」

と知ったのです。

つまり、
「経営者としての人生後半を貫く一本の筋」
を考える必要に迫られている
、と。

そして私には、
人生を振り返りつつ
この先の人生を考えざるを得ない、私固有の問題もありました。

それは大きく2つありました。

︎3.夫が55歳であっという間に亡くなった

夫はある外資系企業で事業部長をしていました。

サラリーマンではありましたが、
海外の友人といずれ事業をやろうと話してましたし、
妻である私とも何らかの人材サービスをやろうと話すこともありました。

しかしある日、夫の重篤な病気が発覚します。
その後、わずか数ヶ月で夫はあえなく亡くなってしまいました。

少し時が経ち
夫の死を少し客観的に眺められるようになると、
私はこんなことを考えるようになりました。

・夫は今生でやるべきことをやったのか?
・夫は生きてきた意味を感じることができた一生だったのか?


実際に夫がどうだったのかを
知ることはできませんが、
これは私自身に投げかけられた問い
のように思ったのです。

すなわち、

・私自身は何のために生まれてきたのか?
・自分が今生なすべきことは何か?
・私自身を世の中のために十分に活かしきれているのか?
・私自身が生まれた意味を世の中と十分に分かち合っているのか?


寿命は誰にも分かりません。

明日の朝が来ることは
誰にも保証されているわけではありません。

そんな中で私は、

自分の今生での目的
(やりたいこと・できること・なすべきこと)を明確にし、
日々その目的に沿った行動をしていくこと

が大事だと感じるようになりました。

︎4.寝たきり状態に陥り「自分に残された時間が限られている」と感じた

そして夫の死後、
一年ほど経過した頃に
今度は私自身が病気でほぼ寝たきりの状態になってしまいました。

全身の骨が砕けるような痛みと極度のだるさで
朝起きてトイレに行くのに20分もかかるような有り様。
家事も仕事も何もできない状態が2ヶ月ほど続いたのです。

幸いなことに
藁にもすがる思いで試した処方薬が劇的に効き
寝たきり状態からは脱したのですが、
寝たきりを経験したことによって
人生の残りの時間が限られている
ことを強く意識したのです。

こうした出来事がほぼ2年の間に次々と起こりました。

5.50歳過ぎという年齢+個人的経験から、人生後半ミッションの大事さを痛感

ここまでの話をまとめますと、
私は自分の年齢からも個人的経験からも
同じような結論に至ったのでした。

つまり、

・50歳過ぎという年齢から、人生後半のミッションの必要性を感じた
(40代までとは違う、人生後半を生きるための一本通った筋の必要性)

私自身の個人的な経験から、生きる目的再考の必要性を感じた

のです。

そしてこれは私だけの思いではなく
年代として普遍的な問題だろうと考えました。
(人生の目的について考えさせられる個人的な経験は、
皆様も50年も生きていれば何かしらあるはずですよね)

また人生後半のミッションを
経営者と一緒に考えるにあたって、
私が持つキャリアコンサルタントの資格や
自分自身の苦い経験(大卒後20年間、何をしたいのか分からずに、時間とエネルギーを浪費した経験)も役立つだろうとも思いました。

このようなきっかけがあり私は
<経営者・人生後半ミッションコンサルタント>
としての活動を始めるに至りました。

次回は、

・50代経営者が人生後半ミッションを考える切り口

人生後半ミッションを明確にし、それに従って生きる経営者が増えるとの世の中がどうなるか

についてお話ししたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?