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誰も寝てはならぬ:飄々と生きたいならコレ

【誰も寝てはならぬ:サライネス】


なぜか隣の芝生は青く見える。

隣の子の方がかわいいし、モテるし、仕事もできるし、なんなら人脈もあって、そんなことある!?って言いたくなるほど運が良くて、自分よりずっと人生を謳歌しているように見える。

もしくは他のところはとんでもなく不器用なのに、人生何回目だよってほど、自分のやるべきことが見えていて、わき目もふらずに何かを追求できる強さがあったりする。

なんだろ。ふり返って自分はと言えば、ちっとも降ってわいたような運とかやって来ないし、五里霧中かよってほど人生の先など見えないし、ちっとも順風満帆じゃないんだけど・・・

なんなん、この差は。

そんな世界に名を遺す何かになろうとは思わんけど、もう少し楽に生きさせてくれてもええやん。なんだっていつまでも迷える子羊なん?

さて。誰も寝てはならぬ

もともと「誰も寝てはならぬ」と言えば、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の中の歌。「誰も寝てはならぬ」って題なんだと思ったら、歌い出しが「誰も寝てはならぬ」だから世界的に「誰も寝てはならぬ」と呼んでいるのだそうな。これね。

歌ってらっしゃる方はイタリアの国宝と言われたルチアーノ・パヴァロッティ。神に祝福された声、とウィキペディアには載ってる。

こんなに分かりやすい才能もってたら、人生生きやすいんだろうか・・・

話がそれたが、物語は、この歌の題名からきている。けど。歌の話でも、オペラの話でもない。

デザイン事務所のお話。ある意味才能あふれる人の集まり。なんだけど、なんだろよくまあこんなに不器用に生きれるな、っていうか、よくまあこんなに色々あるもんだ、っていうか・・・

才能があったって躓くこともあるし、迷うに決まっているし、転べば痛い。ただ転んだ自分をアハハやれやれと笑って、なんならしばらく大の字で転がって、空でも眺めてまた立ち上がる気になるか否か。

生きる速度も方向も自分で決めていいし、流されたっていい。こっちに流れてみようかな、と行く先で出会うものもある。気張ってもいいし、気張らんでもいい。

心が迷子になって自分のしっぽを追いかける犬の気分の時には、コレ。


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