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新卒向け「自分のやりたいことがわからなくて困っています」
1.やりたいことがわからない
私がジョブカフェに在籍し、若者の相談に携わっていたとき、一番多く受けた相談が「やりたいことがわからない」でした。
あなたが、もし就職活動中の新卒学生で、「やりたいことがわからない」という悩みを抱えていても大丈夫。
そのような悩みを抱える学生はたくさんいます。
ただそれを他人に言わないだけ。
そして、今「やりたいことがわからない」はことは、自然なことです。
なぜなら、経験したことがないから。
小学校から中学校へ、中学校から高校へ、高校から大学へ。
このように進学の場合、学ぶ内容が高度化していくけど、やることは一緒です。
そして良くも悪くも【偏差値】とか【模試】という目安があるため、受験する前から自分のレベルがわかる。
自分が応募して合格できる範囲を先に決めて、その中から志望校を選んでいます。
2.就職活動はイス取りゲーム
それに対して、就職活動はイス取りゲームのようなもの。
偏差値のような目安もなければ、過去問もありません。
こうすれば採用されるといった正解もない。
意欲や情熱など、想いが採否を決めるわけですが、その想いは「やりたいこと」だから高まるわけです。
興味や関心が持てないことに、意欲や情熱は感じられないでしょう。
これまでの進学と違い、就職活動は人生初めての経験。
だから「やりたいこと」が今すぐわからなくても大丈夫です。
まずは「やりたいことがわからない」という焦りから解放されましょう。
周りの友達がどんどん就職活動を始めていても、焦る必要はありません。
自分のペースでじっくりと自己分析を行い、自分に合った道を見つけることが大切です。
3.自分を客観的に見ることが大切
自分を深く理解することを自己理解といいます。
自分の仕事について「やりたいこと」を知ること。
それも自己理解になります。
自分が興味・関心を持てる仕事はなにか。
それには、①心理検査や適性検査を受けることが大変有効です。
4.各種検査を受ける
特に、心理検査を受けてみましょう。
たとえば、VPI職業興味検査やGATB職業適性検査を受けてみる。
この2つはとても有名な検査なので、学内のキャリアセンターを訪問して希望すれば出来るでしょう。
他にもキャリアインサイトがあります。
こちらもキャリアセンターで受けることができます。
また、居住地近くのハローワークやジョブカフェを訪問してみましょう。
ハローワーク内に学卒コーナーがありますので、そこで受けることが可能です。
他にも、リクナビやマイナビなど就職サイト内にも、適性検査が設けられています。
自分を客観的に見るためには、このような検査を利用することが一番早くて確実です。
そのうえで、インターンシップを受けたり、OB・OG訪問をすることで、より深く職業を理解できます。
「やりたいことがわからない」と頭を抱えていても、何も状況は変わらない。
あとは、あなたの行動に掛かっています。
行動力の差が、内定に大きく影響してきます。
一歩踏み出せば、次の一歩はもっと楽に踏み出すことができます。
少しだけ勇気を出して、一歩踏み出してみましょう。
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