４つのブレイクタイプ

エピソード数で言うと
数百人のキャリアブレイク事例に
出会ってきました。

ご協力いただいた方や
出会っていただいた方には
とても感謝しております。

そのエピソードたちを
分類すると４つのタイプが
見えてきました。

①LIFE型

育児や出産、ケガや病気、家族のケアなど
自身や家族のために
一時的に働くことから離れるタイプです。

まだまだ足りていませんが
会社や国でも制度が整えられ始め
育休産休などの風土づくりも
少しずつ進んでいるように感じます。

②GOOD型

パワハラ上司だった
労務環境がひどかった
自分の特性にあってなかった
人間関係が合わなかった
など、自分の特性や
職場のトラブルによって
少しだけ離れて一息つきたいと
ブレイクするタイプです。

もう少しうまく働きたいと
人生を見直す時間を持つ人たちです。

③SENSE型

会社と自分の心の乖離を感じ
自分の感性を優先するために
ブレイクするタイプの人です。

小中高大学とおりこうさんだったり
両親や先生の期待に応えるのが上手で
会社にも順応できます。
ただ、順応したからこそ
自分の心との乖離を感じます。
離れることを贅沢に感じたり
②とは違う葛藤を持ちます。

④POWER型

自分の可能性を確かめたい
海外に留学してみたい
アーティストになってみたい
感性を爆発させたい
など、挑戦心などから
会社を離れるタイプです。

①LIFE型は、社会風潮的にも
議論され始めていたり

②GOOD型は、社会問題として
厚労省や自治体がフォローする
場面も見受けられます。

④POWER型は、周りの目など
あまり気にしなかったりもします。

③SENSE型は、現代的で
まだ市民権がないように
感じます。

感性のために
仕事を離れるなんて
贅沢だと思われるときも
あるかもしれません。

その感性は
美しい、おいしいと感じる
センシティブな意味だけでなく

正しい、こうありたいと感じる
センシブルな意味があると思っています。

センシブルは
「分別がある」とも訳されます。

正解がないこれからの社会では
感性や分別といった能力が
必要とされる場面も多いように感じます。

もしかしたら
SENSE型のキャリアブレイクが
世の中をもっと良くしていくのでは
と、夢を感じたりもします。

これからもキャリアブレイク文化の
研究について発信していければと思います。

キャリアブレイク研究所
代表　北野貴大

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