自分復興の4つのステップ
自分復興とは
聞き慣れない言葉かもしれません。
復興とは、英語で
Re-Construction
再構築すること。
再び、構築することです。
再び構築するためには
最初に少し崩れがあるかもしれない。
壊しながらになるかもしれない。
あくまで
増築ではないのです。
再び、自分自身を
構築するのです。
元に戻す
修復でもない。
再び、自分自身を
構築するのです。
痛みもあるかもしれない。
見たくないものが出てくるかもしれない。
そういえば、好きだったなぁ、という
昔の価値観が出てくるかもしれない。
再構築は十人十色。
キャリアブレイク中の人は
どんなタイプだったとしても
自分復興の気配があるように感じます。
どうして離職や休職をすると
自分復興につながるのか。
今日は、経験者の方の経験分析から
「自分復興の4つのステップ」
について、ご紹介したいと思います。
4つのステップ
まずは簡単に全貌から。
離職休職すると
会社や団体、所属から離れます。
すると、主語を私にする機会が増え
感性が戻ってきます。
感性が戻ると関心や興味も
回復してくることで出会いが増えます。
選択肢が増えてくると
自分で決めることが増えて
生命力のようなものが
戻ってきます。
すると、なぜか運が良くなって
人生が好転していく人が多く感じます。
もちろん、すべての人ではないですし
成功メソッドのようなものではないです。
一部の経験者の話を分類した
にすぎません。
少しだけ詳しく書いていきます。
1.感性が回復する
離職、休職すると
社会からの接続がなくなって
孤立的になります。
悪いこともありますが、
今まで、○○会社の〇〇です。
〇〇大学の〇〇です。と
常に所属がった生活から
自分1人になっていきます。
すると、主語を「私」で
話す時間が圧倒的に増えます。
私を主語にする機会は
自分の気持ちや考えを話す機会となり
自分の気付きやなにに心躍るのか
また、なにが自分を苦しめていたのか
が、明らかになっていきます。
ここで言う「感性」は
おいしい、美しいというようなものから
「戦争はよくない」「これは必要ない」など
分別のようなものも含みます。
分別は英語でsensibleと
senseの派生でもあります。
2.選択肢が広がる
感性が回復してくると
読みたい本が出てきたり
行ってみたい場所が出てきたり
会ってみたい人が出てきたり
やってみたい活動が出てきたり。
自分の目に入る
選択肢が増えてくると
社会が広がったように感じます。
今まで見えていた
会社が社会が狭く感じるほど
視野が広がってきます。
3.自己効力感が上がる
選択肢が広がってくると
それを選んだり、決めたりする機会が増えます。
今までは、上司がこう言うから
こっちの方が利益が出るから
みんなで決めたから、などのように
自分で決める機会より
外的要因で決まる機会が
多い人もいたかもしれません。
ただ、キャリアブレイク中は
私しかいませんから、自分で決めるのです。
自己決定とは
自分の人生を自分の人生たらしめる
重要な活動だと感じます。
自己決定の回数が増えると
なんだか自分の人生っぽくなってきて
なんとかできそうな気がしてきます。
なんだかうまくいきそう
そんな認知状態のことを
「自己効力感」と呼びます。
自己「肯定」感は、肯定することですが
効力感は、「自分にはできる能力がある」
と言った活動にち近いイメージです。
4.運が入ってくる
自分を信じて、生きることができてきたら
どうしてか、運が入ってくるんです。
いきなりスピリチュアルなことに
聞こえるかもしれませんが
どうしてか、なにかを手放して
自分を信じて生きていると
なにかが入ってきます。
それを「運」と呼ぶ以外に
今は形容できていません。
人との出会いや
会社とその出会い
なにかしら運が入ってきます。
こんな4つのステップを
総まとめにして「自分復興」と呼んでいます。
この文章をまとめながら
改めて人生とは、神秘的だなと思いました。
キャリアブレイク研究所
代表 北野貴大
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