就活を効率よく進めるには?キャリアセンターの活用術!
こんにちは!現在多くの大学に設置されているキャリアセンターですが、皆さんは実際に活用されたことはありますか?
キャリアセンターでは、客観的な目線を持ったアドバイザーが常駐しており、キャリアに関する情報があふれています。本日は、そんなキャリアセンターの活用方法の一例をご紹介いたします。
1.そもそもキャリアセンターとは?
キャリアセンターとは、大学卒業後に学生一人一人が希望の進路を実現できるように、大学が学生をサポートをする場所です。
キャリアに関する気軽な相談や、ESの添削や面接練習などの支援を原則無料で受けることが可能です。
また、近年では、大学を選ぶ際にキャリア教育やキャリアセンターの支援の充実を重視する学生も増えていることから、キャリアセンターの支援機能を強化している大学も少なくありません。なお、大学によっては就職課の名称をとっている大学もあります。
2.ガイダンス
多くの大学では、キャリアセンター主催の就活ガイダンスが実施されています。
内容は幅広く、1,2年生を対象とした働く意義を考える講義や職業観を養う講義など、就活の前段階をサポートするガイダンスから、3年生を対象とした業界研究の方法やESの書き方などの就職活動の進め方をサポートするガイダンスが存在します。
何から相談すればよいのかわからない、いきなりキャリアセンターに相談に行くのは気が引ける・・・といった方はまずガイダンスから参加をすることをおススメします。
ただし、ガイダンスについては、多くの学生の参加が見込まれる時期、すなわちオーソドックスな就活のスケジュールに合わせて実施をするため、他の学生にスケジュールで差をつけることは難しいということを意識しましょう。
3.業界研究
キャリアセンターを活用した業界研究や、企業研究も非常に有効です。
先述したガイダンスを通じての業界研究も可能ですが、学びたい時に自分のペースで学ぶことは困難であるため、各業界を比較し、志望する業界を絞り込むフェーズにおいては非効率となってしまいます。業界の比較、絞り込みのフェーズにおいては、書籍を用いた業界研究が効率的です。
多くのキャリアセンターでは就活に関する書籍が揃えられています。
その中でもまずは「〇〇業界のしくみとビジネスがしっかりわかる教科書」や「〇〇業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」のような1冊でその業界のおおよそを理解できる業界本を活用してみてください。業界を比較するフェーズでは、なるべく多くの業界本を読み、比較することをおススメします。
業界ごとのお金の稼ぎ方や業務内容を理解し、自分の中で楽しそうと思えるのか、魅力に感じるのかを今後の業界選びの一つの参考にしていただくとよいかと思います。
そのうえで、興味がある業界については、もう一段階、学びを深めましょう。
この時におススメなのが「業界地図」です。業界地図は、見開きで業界ごとにトレンドや市場規模がまとめられています。業界本と比較すると定量データが充実しており、具体的な企業選びの参考にしやすい点がすぐれています。
また、より細かく業界が分類されている点もポイントです。例えば、IT業界に興味を持たれた方でもSIerに興味を持たれたのか、情報機器の製造業に興味を持たれたのかでは大きく業務内容が異なります。
業界地図では、これらが業界分けされているため、より細かい知識が身に着付けられます。
この書籍を用いた業界研究はインターンシップがあまり行われていない、3年次の夏インターン前などの時間を活用するのに最適です。
また、書籍で業界研究を進めつつ、説明会やインターンシップが開催される時期になったら、積極的に参加するようにしましょう。書籍だけではわからない業界や企業の雰囲気・風土を体感することも重要です。
4.求人情報(インターンシップ、本選考)
キャリアセンターは学校と企業の採用担当との窓口機能も持っています。
キャリアセンターでは、企業の採用担当から大学に案内があった学内説明会への参加希望の取りまとめや求人票の取りまとめを行っています。
この一環として、OB・OGが多数活躍する企業にとっては、継続的にその学校からの採用を続けたいため、学校限定のインターンシップや選考が案内されることも珍しくありません。
これらの情報は企業のWebサイトや通常の企業説明会では、得ることのできない貴重な情報になります。
定期的にキャリアセンターに足を運び、情報を仕入れることで希望の業界や希望の企業に入社する近道となるかもしれません。
5.ES添削、面接練習
就活が本格化してきたタイミングでは、ES添削、面接練習のサポートをキャリアセンターで受けることが可能です。
この時期になると、多くの企業のエントリーの〆切や採用選考が一斉に始まり、短期間でのブラッシュアップが必要になってきます。
また、どの学生も就活に対する意識が高まる時期でもあるため、キャリアセンターも大変混雑が予想されます。ESのテンプレートの完成と面接練習については余裕を持ったスケジュールで予約をすることをおススメします。
6.OB・OG名簿
志望度の高い企業の選考前にはOB・OG訪問をおススメします。
その際にもキャリアセンターを活用することができます。
企業主催の社員交流会では、社員としての立ち位置が色濃く出るため、本音での回答が難しくなることもが想定されます。
しかし、同じ学校の後輩からの相談ということであれば、OBOGが親身になって相談に乗ってくださる可能性が高いと想像できます。
キャリアセンターにはOB・OGの進路が記載された名簿を管理している学校が多くあり、同意を得られたOB・OGの連絡先を公開しています。連絡先を公開している社員は、学生に協力的である場合が多いため、OB・OG名簿の中から、気になる企業に就職した先輩がいるかチェックすることをおススメします。
7.キャリアセンター利用の注意点
とても便利なキャリアセンターですが、本選考前などの時期は予約が取れないことがあります。
大学にもよりますが、キャリアセンターを利用する学生は全体の約6割とも言われており、なかにはコンスタントに利用する学生もいます。就活シーズンが佳境を迎える時期には、予約が埋まっていて面談ができない・・・なんてことも考えられます。
また、就活支援セミナーなどのイベントにも定員があり、申し込みが遅いと参加できないことがあります。
就活シーズンを迎えてから焦ることがないよう、余裕のある時期からコツコツと利用しましょう。
大学のキャリアセンターの予約が取れず不安な方や、就活に自信がない方は、就活塾を活用することがおススメです。
就活塾キャリアアカデミーでは、無料説明会を実施しております。
ほぼ毎日開催しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。
いかがでしたか?これまでキャリアセンターに足を運んだことがない方も多かったのではないでしょうか?キャリアセンターや就活塾を活用し、納得のいく就職活動を目指しましょう!
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