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#43 普通の社員は嫌?

CareerWeaveにお越しいただきありがとうございます。
「自分らしく」キャリアを重ねたい方のを応援する。
キャリアコンサルタントの笹井典子です。


大学の夏休みも終わり(夏休み期間も就職活動は続いているのですが)
9月後半からキャリアカウンセラーのお仕事も通常営業。
 
とはいえ、秋からは
今まで就職活動が思うように進まなかった方や
公務員試験や教員試験の結果が思わしくなくて民間への就業を考える方が
中心の支援になってきます。
 
そんな中、とある留学生の方の支援をすることになりました。
 
今まで、二次選考までは進むもののその先が進まない
再来週、ある企業の留学生採用枠で最終選考があるという事で
面接対策をすることになったのです。
 
次回の面接で自分の思いを伝えるためにじっくりヒヤリング。
業界や企業を選んだ理由
この企業に入った後の仕事のイメージ
どんな自分でありたいか?(この会社でどんなふうに活躍したいか?)
 
そんな話をしている中で頻繁に出てくる言葉が
「普通の社員にはなりたくない」
「偉くなりたい」
留学生ということで、日本語が拙いところもあるので
なんども丁寧に確認をしていったのですが
 
「普通の社員は嫌」とはよく口にするのですが、普通って何?」
「偉くなるってどんな意味?」
「偉くなって何がしたい?」
と聞くと「?????」という反応。

日頃普通だと思っていることは、
自分の中では当たり前なので、
いちいち言葉にするという感覚がないのですよね。
 
おそらく、ここのイメージがまだできていないこと
言語化ができていないことが、
過去数10社応募してもにい選考から先に進めなかった理由です。
 
自分の普通は普通じゃないんだということが初めてわかってよかったね。
 
普通の社員=販売員(アルバイトと同じ仕事をしている人)
偉くなる=人を管理する
というところまでは変換できましたが
 
管理職のイメージが乏しすぎたり
将来像の話が全くイメージできていなかったり
また新たな課題も出てきて
ひとまずは、職種研究からの指導となりました。

自分の価値観を言語化することだけでなく
「言語化できない」という事実からも
次の課題が見つかる。

やはり言語化をすることは大切です。


 
  
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Have a great career_weave!

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