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今年の振り返り#36【キャリコンサロン編集部】

キャリコンサロン編集部、土曜日担当の塚田亜弓(@Tsuka_a)です。キャリアコンサルタントとして活動しております。2021年4月より、キャリコンサロンの仲間とともに、毎日noteマガジンを更新中です。

毎週更新し続けている仲間を尊敬します。私はすっかり投稿が滞っていてお恥ずかしい限りですが、挫折してもまた挑戦すればいい。という精神で、めげずに頑張りますので、引き続き応援いただけますと嬉しいです。
(しばらく投稿ご無沙汰してしまって気まずい…と思われているメンバーがいましたら、大丈夫です!私がいます、一緒に頑張りましょう!笑)

キャリコンサロンnote編集部の活動

北九州でのタカハシケンジさんとの出会いをきっかけに、2021年4月25日からスタートした、キャリコンサロン編集部noteマガジン。振り返れば、投稿記事640本を超えました。お題はこちら。

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投稿ができなかったテーマについては、年を越してゆっくりツケ払いしていきたいと思います。

現場のキャリアコンサルタントとして

キャリアコンサルタントに対するニーズの高まりを感じた一年でした。
今年担当させていただいた中でも、特に多かったご相談内容は、「経営不振から、現職に留まるべきか、転職するべきか。転職する場合どうすればよいか。」「転職したが在宅勤務が中心で、思うようにコミュニケーションを取ることができず辛い。」というもの。

前者のご相談については、
40代後半~60代のベテラン社員からのご相談が多かったです。知識として、転職市場の動向をキャッチアップしておくことと、退職時の手続きについて:①雇用保険の手続き、②健康保険の手続き(任意継続被保険者制度or国民健康保険)、③年金加入の手続き、④税金納付(住民税、所得税)の準備手続きなどのご案内を求められました。

たとえば、早期退職制度や倒産などが絡むご相談では、①雇用保険の失業給付のお話は、必ずと言ってよいほど毎回相談を受けます。なぜなら退職理由によって、給付日数や受給プロセスに違いが出てくるからです。

●正当な理由(会社都合)による退職
会社側が経営不振やリストラ、倒産などを理由に一方的に労働契約を解除し、退職を余儀なくさせること。早期退職制度に応募して退職した場合も、基本的には「会社都合退職」です。
・給付日数は、最長330日
・ハローワークで受給資格者の確認を受けてから7日間の待機後、8日目から支給開始します。

●自主都合による退職
いわゆる「自己都合退職」の場合には、基本手当の支給に制限がつきます。
・給付日数は、最長150日
・7日間の待機に加えて、概ね2ヵ月の給付制限期間が設けられます。

●定年退職による退職 給付日数は自己都合と同じですが、給付制限がありません。

この記事では触りだけですが、カウンセリングを通じて今後のライフマネープランを一緒に考えて欲しいというニーズが多かったように感じます。

後者のご相談については、
20~30代の駆け込みが圧倒的に多かったです。
カタルシス効果(不安や不満、イライラや悲しみなどネガティブな感情を口に出すと苦痛が緩和され、安心感を得られる現象のことと言われるように、誰かに話すだけでも気持ちの整理ができた。という方も多く、ここのニーズは来年以降もさらに加速すると感じています。
きっとビジネスチャンスも大きいです。

キャリアコンサルタント会社の代表として

おかげさまで、まもなく会社が創業から丸5年を迎えようとしています。

振り返れば、それはもういろいろなことがありました。月々の売上が3ケタあるかどうかの立ち上げ期に、不義理な業者からの未払金が100万円を超えたり、営業強化のために迎えた役員候補者は全く機能せず内部をかき乱して去っていったり。

そうこうしているうちに、新型コロナウイルスがやってきて、取引先の経営が悪化すると同時に、温厚であった社長の人柄が変わり付き合いが難しくなる経験もしました。

それらの内容は、ここには書けませんが、
自分の未熟さと、一緒に働く仲間やお客様が信じられない、ということは、こんなにも、つらいんだ、
ということを痛感させられるような毎日でした。

コロナウイルスの猛威よって、売上が伸び悩む時期もありましたが、採用単体のビジネスをやっていた他社と比べれば、採用・定着(カウンセリング、研修)、労務の三本柱であったことは救われたと思います。

そんなこんなの今年は、心から頼れるパートナーに役員としてジョインいただき、また、私の大切なお客様の現場に入ってくださる信頼できるキャリアコンサルタント仲間も増え、まわりに支えてもらった一年だったなと思います。きっと一人ではどうにもならなかったです。

先陣切ってがむしゃらに現場に飛び出していった5年間でしたが、来年は仲間と一緒により多くのお客様のお役に立てるよう、自分の役割を少しずつ変えていきたいなと思っています。

また、ちょうど今年は、5年に一度のキャリアコンサルタント資格の更新年だったのですが、「使えない資格」「役立たない資格」など、資格更新をされない方も出てきているとお聞きして、なんだか寂しい気持ちになります。

こんなにもお客様がいて、社会的ニーズも高いはず(潜在的であることがほとんど)なのに。せっかく貴重な時間とお金を割いて国家資格を取得したはずなのに。きっと取得を目指されたときは、少なからず何かしらの思いもあったはず。

たしかに、ひとりで出来ることには限りがありますが、それは私自身が資格を取ったばかりのころ痛いほど身に染みて感じています。でも、だからこそ、キャリアコンサルタント同士が連携して、業界全体を盛り上がるところから、スタートしていけば、絶対に未来は明るいと思います!社会課題の解決にも関われると確信しています!

キャリコンサロンの忘年会でも宣言したとおり、来年は、余白をつくることが私の目標なので、自分の抱えているお仕事をどんどんパスしていきたいと思います。

ここまで一緒に駆け抜けてくださったキャリコンサロンメンバーの皆様、関係者の皆様、そしてnoteを読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます。来年もどうかよろしくお願い致します。

サポートいただいたお金はすべて、キャリコンサロンの活動に使います。