ビズリーチってどんなサイト？

2020年11月6日 17:39

株式会社ビズリーチ（本社：東京都渋谷区）が運営する「ビズリーチ」は、ハイクラス求人をメインとした転職サイト。「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」というキャッチコピーから、「即戦力な人材を採用したい」「より優秀な人材を求めている」という企業の注目を集めています。

今回は、ビズリーチとはどんなサイトなのか、詳しく見ていきましょう。

■ビズリーチの運営会社情報

会社：株式会社ビズリーチ
所在地：東京都渋谷区渋谷2-15-1
資本金：1億3,000万円
代表取締役社長：多田洋祐
事業内容：インターネットを活用したサービス事業
株主情報：ビジョナル株式会社 100％

「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションとして2009年に創業された株式会社ビズリーチですが、事業領域を広げることを目的にグループ経営体制に移行。2020年2月3日にホールディングカンパニーであるビジョナル株式会社を設立しました。

これにより、株式会社ビズリーチはビジョナル株式会社の100％子会社となり、「ビズリーチ」「キャリトレ」「HRMOS（ハーモス）」「ビズリーチ・キャンパス」などの運営を主に行っています。

ちなみに、各サービスの特徴は次の通りです。

■ビズリーチ
ハイクラス人材・求人を集めた転職サイト

■キャリトレ
挑戦したい20代をターゲットにした転職サイト

■HRMOS（ハーモス）
新卒も中途も管理できる戦略人事クラウドシステム

■ビズリーチ・キャンパス
OB・OG訪問をサポートする大学生向けサービス

ビズリーチは、ハイクラス人材向けの転職情報サイト。次のような特徴があります。

・求人の3分の1が年収1,000万円以上
・8割以上がヘッドハンターから直接アプローチを受けて転職に成功
・管理職や経営幹部など、ハイクラス求人に出会える
・転職希望者にも、無料会員と有料会員がある

多くの転職サイトは、募集企業が費用を支払い、転職希望者は無料で利用できるのが一般的。しかし、ビズリーチは転職希望者にも有料プランがあるのが特徴です。

また、ビズリーチのターゲットは「ハイクラス」です。若手人材をターゲットとしている企業に対しては、「キャリトレ」というサービスの利用を進めており、ビズリーチを利用している会員は、比較的年齢高めの人が多いようです。

ビズリーチの会員数は次の通りです。

・登録者数115万人以上
・新規会員登録は毎月4.6万人以上

また、転職を希望する利用者向けに、以下のコースが用意されています。

■スタンダード会員：無料利用
特徴：企業からのスカウトを待つのみ

■プレミアム会員（タレント会員）：月額2,980円
利用特徴：年収1,000万円以下の求人にのみ応募可能

■プレミアム会員（ハイクラス会員）：月額4,980円
利用特徴：年収1,000万円以上の求人に応募可能

無料会員でも、ビズリーチに登録されているのは厳選された人材のみ。有料会員になれば、「費用を支払っても転職をする意欲が高い人」や、「数千円の出費なら特に問題ないほど収入のある人」が利用していると考えられます。

つまり、ビズリーチには、「転職意欲の高い人を効率的に採用したい」「優秀な人材をターゲットに採用活動をしたい」という企業にとって、魅力的な人材が集まっているといえるでしょう。

ビズリーチはどのような企業が利用しているのか、企業向けの料金体系はどうなっているのかもまとめてみましょう。

・累計 14,300 社以上がスカウトを実践
・スタートアップ企業から大手企業まで幅広く利用
・利用金額は、スタンダードコースで85万円+成功報酬（採用者の年収の15％）

料金体系について、もう少し詳しく紹介しておきましょう。

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スタンダードコース：85万円+成功報酬（採用者の年収の15％）
利用期間：6ヵ月
スカウトメール可能総数：400通
求人掲載/案内：無制限

プレミアムコース：140万円+成功報酬（採用者の年収の15％）
利用期間：6ヵ月
スカウトメール可能総数：800通
求人掲載/案内：無制限
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ダイレクトリクルーティングサイトとしての一面もあるビズリーチは、登録されている会員情報を企業の採用担当者に開放しています。そのため、人材を求めている企業の採用担当者は、データベース上から自社にマッチする人材を探し、直接アプローチすることも可能。

「募集を出しているだけでは応募がない」「募集要項だけでは自社の魅力を伝えられない」という企業も、利用メリットがあるのではないでしょうか。

ちなみに、利用している企業の規模は、「100名以下：44%」「101-500名：32%」「501名以上：24%」となっており、中小企業が多くを占めています。

「多少コストがかかっても、ハイクラスの即戦力人材を採用したい」「役職者や、経営の根幹にかかわるポジションにマッチする年齢高めの人材を求めている」ような企業であれば、ビズリーチはもってこいのサービスだといえるでしょう。

しかし、「ダイレクトリクルーティングの利用が初めて」「コストをかけずに人材を採用したい」という企業には敷居が高く感じられる可能性もあります。

そんなときは、低コストでスタートできる「キャリオク」のようなダイレクトリクルーティングサイトがおすすめ。

「キャリオク」は初期費用や固定費を導入していないため、初めての人でも導入しやすく、限られた予算の中で複数のサイトを併用活用したいという企業も利用しやすいのではないでしょうか。

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