見出し画像

キャリアラボのこれまでの歩みとこれからしたいこと

こんにちは。キャリアラボの松田です。すっかり春ですね。ちらほらと桜を見るようになってきましたが、みなさんのお住まいのエリアはいかがでしょうか?

3月21日に一般社団法人キャリアラボのは法人を設立して12年目に入りました。たった一人で法人設立して、がむしゃらにキャリア支援をしていた日々が振り返ると懐かしいです。

今は社員が7名(うちキャリアコンサルタント4名)になり、全国の高校や大学でキャリア支援の事業ができるようになりました。ありがたいことに、パートナー契約していただけるキャリアコンサルタントも60名近くになっています。今回はそんなキャリアラボの創業期の歩みとこれからのメンバーに期待することについて書いてみます。


キャリア支援をもっと身近にしたい

20代からの夢です。当時は「キャリア支援」という言葉はありませんでした。大学で臨床心理学を学びながら、病院で治療としての面談ではなく、身近に相談できる予防に近いサービスを作りたいと思ったのが25年前のこと。そこから10年間の社会勉強をして、31歳で個人事業主として活動を開始。法人を設立したのが33歳の頃です。

創業10年はただ全力

最初はただ目の前の仕事に全力で打ち込んでいるだけでした。毎年、秋になると次年度の仕事があるのか不安になります。お客様のアンケートに一喜一憂しながら、とにかく目の前の仕事に100%の全力を注ぐ。ただ、それだけ。ビジョンがあって組織を大きくしたわけではなく、お客様のご要望に応えるのに必死でした。

仲間が増え、夢が広がった

ありがたいことに、お客様からの依頼が増え年間で2000件近い大学の講演依頼をもらうようになりました。団体設立から2年目のことです。仕事が増えるのと並行して一緒にお仕事をするキャリアコンサルタントの方も増えていきました。スタッフが入社し、個人事業主だったものがちょっとだけ団体っぽくなりました。コワーキングスペースの片隅で、「いつかオフィスを借りて仕事をしたいよね」なんて夢を語っていた時期です。創業期のメンバーが今でもキャリアラボを支えてくれているのはありがたいなと思っています。

事業が広がり、安定を意識するように

そのころから、年商1億を意識しだしました。K君という若いベンチャー起業家とご飯を食べたことがきっかけなのですがそれは別の話。事業を安定させたいと野心を持つようになりました。

キャリアコンサルタントってブラックな仕事ですよね

もうひとつ、忘れられないのがある学生に言われたセリフです。「キャリアコンサルタントってブラックな仕事ではないですか?松田さんの仕事って本当に素晴らしいし、僕もおかげで無事に内定をもらえて卒業できます。でも、松田さんずっと忙しそうで勿体無いと思いました。これから大学生の支援をするなら『みんなが憧れるキャリアコンサルタント』の団体を作ってくださいね」

これも今のキャリアラボの根幹の一つになってます。

ちゃんと稼げるし、働き方も憧れる、そんなキャリア支援の団体を作りたい

だから、僕がキャリアラボを作って目指していることはシンプルです。

「稼げる」キャリアコンサルタントであり、「カッコいい働き方ができる」キャリアコンサルタント。これだけ。

つけ加えるなら誰もがそれを目指せる団体であること。将来のビジョンとか大きな夢は描けませんが、自分らしく働ける団体でいたい。そんな思いで今も団体を運営しています。

現在のキャリアラボについて

今のキャリアラボは少しずつですが、目指していた形になってきました。

例えば、キャリアラボではいろんなひとが多様に働ける制度を取り入れています。嬉しいことにその一つが事例として推薦され、国のHPで取り上げていただけることになりました。また、キャリア支援の仕事も「営業しない団体」として定着し、仕事も安定して運用できるようになってきました。最高のメンバーにも恵まれています。

と言っても、何度も壁に当たったし、少し前には大切な人たちがたくさん辞めていくと言うことも続きました。想いだけで、自分の実力や行動がついていかず、自分の力不足に泣いてしまったことも何度かあります。キャリア支援はまだまだ身近でもありません。

だから、今でもキャリアラボは進化中です。松田自身もまだまだ成長していく必要があると思っています。

第二創業の今目指すこと

最高のキャリア支援を最高のメンバーで届けたい

これからのキャリアラボが目指すのは「最高のキャリア支援を最高のメンバーで届けたい」ということです。

僕は経営が上手ではないので、お金をたくさん借り入れて、たくさんのスタッフを雇い、大きく事業展開するような豪快な経営はできません。ただ、毎年、1名ずつ社員を採用し、数名のキャリアコンサルタントとパートナー契約をする。コツコツと実績は積み上げてきました。おかげで今のキャリアラボのチームには本当に素敵なメンバーが集まっているます。そして、これだけのメンバーがいればいろんなキャリア支援が可能です。次の10年は、時代の変化に合わせたキャリア支援を行いながら、魅力的なプロのキャリアコンサルタントが誕生し続ける組織になっていけばいいなと思っています。

等身大で自分の弱さも語れる人と仕事がしたい

キャリアラボが求めるのは、強いところも弱いところも等身大で自分を語っていただける方です。すごい組織ではありません。まだまだ弱い部分もたくさんある組織です。変に飾らずに等身大でぶつかり、ああでもない、こうでもないと話しながら、楽しく、次の10年を作っていけたらいいなと思っています。

求めているのは一緒に稼げて、カッコいいキャリコンを目指していける団体を作っていただける方です。

お願い

最後まで読んでいただきありがとうございました。感想、コメント・フォローなど気軽にいただけると嬉しいです。

僕自身は「話す」ことを大切にしているのでいろんな方との出会いが今の資産になっています。気軽に絡んでいただけると大喜びします。

少し前ですがツイートのコメント部分でツイッターでお会いした方のコメントを入れています。(こんな風にいろんなキャリアコンサルタントと話しているんだなという参考になれば)

著者プロフィール 松田剛典

一般社団法人キャリアラボ 代表理事 https://kokoswitch.com
株式会社みらぴか 代表取締役 https://mirapika.jp 
ツイッター:https://twitter.com/goten_m

株式会社ベネッセコーポレーションで高校生の進路選択の部署に配属。全国の高校の進路相談会の運営や入試判定業務などに携わる。人材紹介会社の大阪責任者をを経て独立。キャリア支援の仕事を始めて約20年目。複数の大学でキャリアデザイン講座の講師をしながら、北海度から九州まで全国の高校大学を訪問する実践型キャリア支援家。年間3000件前後の面談と、5000件前後のキャリア講座を運営。
2023年保護者向けオンライン相談サービス「みらぴか」をリリース
著書:「はじめての課題解決型プロジェクト」ミネルヴァ書房

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?