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個人起業 初めてお仕事をいただいたきっかけ

こんにちは、ライターで開業して4年目のアラフォー主婦ふじこです。この連載では、「やりたいことはないけど起業したい」というふんわりした希望を持った専業主婦が、なんだかんだで開業してお仕事をいただき続けるまでのお話をつづっております。

第一回

第二回

さて、今回は第三回目です。SNS起業に失敗した私が、思わぬところからお仕事をいただくようになった話をしたいと思います。

びっくりするほど軽く頼まれた、初めてのお仕事

「起業準備中」の看板を取り下げた私は、起業女子を紹介するアメブロを書きつつFacebookで起業女子(の主に卵たち)と絡む日々を過ごしていました。

そんなある日、住居エリアが比較的近く仲良くさせていただいていた「新進気鋭の事務管理さん」の方から、「ふじこさん、よかったらアメブロの読者登録代行をしませんか?」とお誘いがあったのです。

アメブロは自分で使っているから「読者登録」の作業自体はできるけど、私にお金をいただけるほどの素晴らしい読者登録ができるのか??

と、すっかり怖気づいた私でしたが、事務管理さんは「マニュアルあるんで大丈夫です!ふじこさんなら信用できるんで!手がいっぱいで困ってるんですよー」といった感じでマニュアルとともに登録先リストが送られてきました。

(このマニュアルも本来ならその方の事務講座に出た人がもらえるっぽいものでした…もう時効なのでよいでしょう)

何も売り込んでいなかったのに、アメブロをやって人に会っていただけで(額はどうあれ)仕事がいただけた。

私は個人的に、起業において売上0から売上1になるのが一番の壁だと思っています。

「仕事がいただけた」ということは、相手の方からも言われましたが、私自身にお金を払ってもよいと信用されたこと。

お金をもらえたこと自体もそうですが、私自身が「お金を払ってもよいと思えるほど信用に値する存在である」と認められたことの嬉しさ、そして「私を選んでくれた相手に応えたい」という気持ちは、忘れることがないでしょう。

仕事がほしいなら、仕事が回っている場に行くのが早い(お金も同様)

そのうち起業女子が集まる場に行くと、こちらは何も売り込んでいないのに、アメブロ読者登録代行やexcelでの資料作成、キャッチコピーづくりといったものを頼まれることが増えてきました。

単価としては数千円というお金でしたが、私にあっさりとお金を払っていただけることが、ありがたいような、不思議なような気分でした。

今考えると、「ちょっとした頼み事をするのにお金を払うのは当たり前」という暗黙のルールがある場だったのだと思います。手間がかかったり得意でなかったりすることはお金を払って解決すれば、自分ができることに集中できてもっと稼げる、という考え方だったのでしょうね。

お金のやり取りが発生するのは当たり前、という場にいれば、たいしたスキルがなくてもお金は稼げるのだな、と実感しました。


お金を稼ぐためにスキルよりも大事なものは…

たいしたスキルもなかった私ですが、起業女子のコミュニティにいるだけで、お小遣いとしてはありがたい報酬をちょこちょこといただくようになりました。

そこでいろいろな方に言われたのが「あなたは信用できるから」という言葉でした。

個人で仕事をしていると、ちょっとしたお手伝いをしてほしいときがある。でもそんなときに「この人なら信用できる」という人は、なかなか都合よく現れないのだそうです。

私がどうやって彼女たちからの信用を得たかというと、おそらくSNSやブログでの発信内容、そして実際にお会いしたときの感じからだと思います。

私自身としては信用を得るために発信しよう!と思ったことはなく、「何もない私カスだわー!!」といった身もふたもないリアルを発信していただけなのですが、それが「嘘をつかない正直な人」と映ったのかもしれません。


そうして、ちょこちょこと単発のお仕事はいただくようになったのですが、やっぱりもう少し稼がないと苦しいなあ…と感じるようになりました。

そこで私は、次の行動に移ることにしたのです。


続きます。

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