【キャリコン試験対策】論述試験ここが変わった(JCDA)2/2①
今回は日本キャリア開発協会(以下より「JCDA」と省略)の変更点の情報です。なお、前置き(1/2)については11/19に執筆した以下のコラムをご参考ください(キャリ協編になっていますが、内容は受験団体間でほぼ共通しています)。
【キャリコン試験対策】論述試験ここが変わった(キャリ協)1/2
https://note.com/career_counselor/n/nded05bfb2b82
2.15回の論述試験ではどこが変わったのか?(相違点)
JCDAはキャリ協と違い、大幅な変更はなかったため、前回(第14回)の論述試験との主な変更点のみ記載しています。
(1)問題のページ数
・第15回:3P(事例記録・逐語部分が見開きとなり、設問が裏面の次ページに分かれている)
・第14回:2P(問題と設問が見開きで収まっている)
(2)【事例I・II共通部分】逐語の分量が増えている。
・第15回:CL1~7、CCt1~6
・第14回:CL1~3、CCt1~2
※【事例I】と【事例Ⅱ】の分量はほぼ同じ。
(3)各設問
①[問い1]
・第15回:問題文の最後に「解答用紙に記述する際には、使用した指定語句の下に必ずアンダーラインを引くこと」が追記された。
・第14回:上記の記載なし。
②[問い2]
・第15回:「相応しい」あるいは「相応しくない」の選択とその理由が2つに削減された。
・第14回:「相応しい」あるいは「相応しくない」の選択とその理由は3つ。
③[問い3]
・第15回:問題文に「具体的な例をあげて」が追記された(解答用紙の行数が4行に増えた)。
・第14回:上記の記載なし(解答用紙の行数は3行)。
④[問い4]
・第15回:全体の相談者の語りを通して相談者像を想像し、事例IIのやりとりの後、あなたならどのようなやりとりを面談で展開していくか、その理由も含めて具体的に解答欄に記述せよ。
・第14回:事例IIのやりとりについて、あなたなら今後どのようなやりとりを面談で展開するか、具体的に解答欄に記述せよ。
上記を比較すると第15回では以下の2点が問題文に追加されている。
・「全体の相談者の語りを通して相談者像を想像し」
・「その理由も含めて」
この影響もあり、解答用紙の行数が5行(第14回)→6行(第15回)に増えている。
引用・参考文献
【出所】日本キャリア開発協会「過去問」https://www.jcda-careerex.org/past.html (2020.12.6アクセス)
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