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ICF Credentialing Examの合格に必要な試験対策とは?「英語と日本語のギャップ」を把握する重要性

ICF(国際コーチング連盟)のPCC取得にあたり、昨日、Credentialing Examを受けてきました。

Credentialing Examは、ACCの時に一度受けたことがあるのですが、対策らしい対策をせずに受験したら合格基準ギリギリでした(あちゃー)。そんな過去の冷や汗経験を反省し、今回は、試験対策をしっかりして臨みました。

対策をした分、ギリギリ合格ではなかったので、やはり、試験対策は大事だなと思った次第です。

試験対策に関する情報はたくさんあると思うのですが、今回受験してみて、「英語と日本語のギャップ」を把握することも試験対策上とても大事だなと思ったので、世界中のどかかにいらっしゃる、どなたかのご参考になればという気持ちでお伝えします。

私は受験申込の際に、日本語受験を選びました。使えるものは何でも使おうというスタンスで、自分の母国語で説明してくれるなら、ありがたいと思ったからです。

また、英語が母国語ではないNon-Nativeには、翻訳対応のために試験時間が30分延長されるという配慮がなされるという点も、素直にありがたい点だと思いました。(よって、通常3時間の試験時間が、30分延長で合計3時間30分となります。)

スクリーン上、試験問題は、デフォルトで日本語が表示されましたが、「翻訳(だったかな?)」というボタンを押すと、オリジナルの英語で問題文を読むことができるのです。これが非常に大事だなと思ったことです。

私は英語のプロではありませんが、英語のニュアンス(特にICFコンピテンシーで表現される世界)を、日本語で直訳することは言葉のもつニュアンス上、難しいのだと思いました。

私の当初の作戦としては、「基本的には日本語で読み、もし分かりづらかった英語を読もう」と思っていたのですが、途中、試しに「翻訳」ボタンを押して英語文を読んでみたところ、かなりの誤解をしていたこと、そして、英語バージョンでは、鍵となる単語に注目することができ、それがヒントになることに気づきました。

それらの点に気づいてからは、以下の手順で解いていきました。

  1. まず日本語でざっと場面を理解する(「シチュエーション理解」という目的においては言語のニュアンス差異はないと思うので)

  2. 「翻訳」ボタンを押して英語を出す

  3. 選択肢は英語で読む(この試験の特徴である、あからさまなベスト、ワーストを付けるのが難しいからこそ、言葉のグラデーション理解が大事になると思いました)

もちろん、時間の効率性は劣る方法なので、私自身、試験時間ギリギリを使う形で、見直し時間は十分にとることはできませんでした。ただし、誤読防止や、英語ニュアンスの正確な理解、という意味では、良い方法だったと思っています。(よって、実際の試験でどうされるかはご自身でご判断ください!)

以下の単語(動詞)は、日本語の直訳が難しいうえに、ICFのコアコンピテンシーとして重要な概念を含む言葉だからこそ、試験対策上もこれらの理解が大事になるなと私が思ったものです。

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私は海外在住で、海外のテストセンターで受験しましたので、日本で受験される方と同じスクリーン設定なのかどうかは分かりませんが、国際的な資格であればきっと同じはずという想いで、私の気づきをお伝えさせて頂きます。

これから受験される方にとって、何かしらお役に立てれば幸いです。Good Luck!!

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