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転職の面接対策について

<まとめ>

  • 面接慣れが重要

  • とにかく応募先の会社で活躍できるというストーリーづくり

  • 落ちたとしてもネガティブになる必要はない

自分の軸や強みを明確にし、準備が整ったらいざ転職活動開始です。
 
いくつか希望の企業を決めたら優先順位がつきますよね。
 
私のオススメは、第一希望の面接前に少なくとも3~4社は面接を受けておくことです。
 
言い方は悪いですが、優先度の低い順に面接を受けて場慣れしておくことがとても大事です。

「就活の時に慣れてるから平気でしょ?」と思われる方も、実際その場に臨むと、意外と感覚が鈍っておりうまく受け答えできないものです。
 
私は、第一希望の前に1社しか受けずに臨んだのですが、全く場慣れせずとても緊張していました。

しかも、当日の面接官は1人と思っていたところ、なんと強面のオジサンズが4人も突然現れました。当然第一希望の会社なので、緊張度MAXの状況で、かつ想定外の事態に陥った私は頭が真っ白になりました。

心臓に毛が生えているくらい度胸がある方は別ですが、やはり自分の人生がかかった面接で緊張しない人の方が少ないと思います。
 
例えば、エージェントが模擬面接をしてくれると思いますが、これを何回受けたところで、やはり練習と実践は雰囲気も状況も大きく異なります。私は模擬面接では比較的うまくできていましたが、実践になった途端にしどろもどろになり悔しい思いをしました。
 
そうしたときに、実践である程度数をこなしていくと、同じような質問にはスラスラ答えられるようになりますし、仮に想定外の事態や質問を受けても、自信がつくのか想像以上に自分の言葉で対応できるようになります。自然体で臨めるのはかなり大きなアドバンテージです。
 
やはり慣れは大事なので、100発100中を狙うのではなく、何回か実践を繰り返しながら精度を上げていく方が成功確率が上昇します。

次に、面接のときに話す内容ですが、兎にも角にも応募先の会社で活躍できるというストーリーづくりを徹底してください。
 
具体的には、志望動機を聞かれても、転職理由を聞かれても、あなたの強みを聞かれても、常に回答の最後は応募先の会社に貢献できるというトーンで締めてください。
 
私はある会社の面接で、大学のゼミでどういう研究をしていたかについて聞かれ、ついつい自分の研究内容やその意義について長々と話してしまいました。全くもって応募先の会社にどう貢献できるかについては触れず、途中で面接官が怪訝な顔になっていたのは感じていましたが、後戻りできずに回答を終わらせてしまいました。当然追加の質問などもなく、結果的にはその会社に落ちてしまいました。第一希望だったのに。。。(泣)
 
これは致命的なミスであり、短い時間の中で相手のニーズ(聞きたいこと=経験を活かしてどう会社貢献できるか)に応えられないようでは採用の道は厳しいと言わざるを得ません。私のミスが参考になったか分かりませんが、面接官の立場にご自身がなったときに、どういう回答が刺さるのか考えてみることをオススメします。延々と知らない人間の学生時代のゼミ活動について聞いても何の参考にもならないですよね。。。(泣)

最後に、精一杯努力した結果、落選した場合でも落胆する必要はありません
 
会社は空いているポストに適合する応募者を探しているので、あなたの能力と必ずしもフィットするとは限りません。あくまでも、あなたの頑張って積み重ねてきたキャリアや人格を否定するものではなく、淡々と空いているポストにフィットするか否かを見ているだけなので、落選理由に意味を見出すのはあまり得策ではありません
 
落選のメールを見ると落ち込んでしまう気持ちはよく分かります(本当によく分かります。。。嫌ですよね)ので、一瞬落ち込んだら楽しいことをして次に切り替えてください。私も希望していた会社に落ちた時は、やり切れない気持ちでしたが、何とか切り替えました。
 
ただ、落ち込むことと振り返りは違います

落ちた場合でも、何か重要なミスをしていなかったかよく内省してみて、次に活かすことが重要です。

面接まで行ったということは、先方は何かしらあなたとのフィットを見出していた可能性がありますので、いかに先方とフィットしていけるか研究してみてください。こういった振り返りを行ううえでも、やはり第一希望の前に何度か実践的な面接機会を意図的につくって仮説と検証を繰り返していくことをオススメします。

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