これから就活を迎えるあなたへ
<まとめ>
これからは知名度よりも将来のトレンドに合っているかが大事
大企業に入って箔をつけるのもあり
新しいものに躊躇なく飛び込める人材が求められる
100社
これが何の数字かお分かりになりますか?
分からないですよね。実は私が新卒採用のときに応募して落ちた企業数です。
当時を振り返ると、とにかく有名企業に入って周りから尊敬されたいとか将来安定した会社に勤めたいとの理由で受けていました。そりゃ落ちますよね。。。
そんなフワフワな気持ちで社会人になり、それでも何とかやってこれたのは、社会の変化が今と比べてゆっくり流れていたので、敷かれたレールに乗っていれば何とかなったからだと今は考えています。
そんな私がこれから新卒採用に臨むと考えた場合、重視するのは今後の時代のトレンドに合っている業界や会社かということです。
時代遅れの業界や会社に入った場合、5年後、10年後に時代のトレンドに追いつけなくなるくらい、テクノロジーの進化により時代はより早く動いています。これを挽回するのはかなり苦労すると思います。
特にテクノロジーの分野は最重要であり、アップルやグーグルなどの潤沢に資金を持つ会社が将来どういうビジョンを描いているかが時代を読むヒントになるかもしれません。
他にも今後のトレンドを見越した書籍などを読んだりして自分なりの見方を考える作業がどうしても必要になります。ちなみに、佐藤航陽氏の本などがおススメです。
とはいえ、長いキャリアの中で自分をブランド化することも大事です。
現在20代の方であれば、転職は当たりまえの時代がすぐに到来します。
実際アメリカの20代は30歳までに平均で5社も転職するそうです。
その中で、自分にあった業界や会社を模索するようです。
その際に、一度名の通った企業に入社するのも有りだと思います。
例えば東大生と聞くと、この人は頭のいい人だと瞬時に判断してしまいますよね。これと同じで、大企業に勤めていた経験により、転職面談などで少なからずプラスに働きます。
また、大きな会社の組織運営や仕事の仕方を一通り体験するのも有用と思います。
でもそこにしがみつくことなく、常に自分が最大限活きる業界や会社を継続的に模索していくことが今後より求められると思います。
私も比較的古い人間なので今の新卒採用のトレンドを正確に理解している訳ではないですが、ビズリーチ・キャンパスに登録し、多くの後輩にアドバイスする中で感じているのは、それほど昔と仕組みに変化はないなというのが率直な印象です。
一点、もし私が採用担当者と仮定した場合、何を重視するかと考えたときに、好奇心が高く新しいことに躊躇なく飛び込める人材を今後企業は欲しがるのではと思います。
これからますます変化が激しくなる時代において、企業も変革を求められるタイミングが来ます。それも比較的短い周期で。
そんなときに、これまでの経験や知識をアンインストールして、新しい分野のものをどんどんインストールできる人材。こんな方を多くの企業が求めているのではないでしょうか。
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