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偶然を楽しんでいますか?

「たまたま、セミナーで一緒のグループになった人に紹介されて」

「応募したら、となりの職種に空きがあって」

などなど、キャリアの選択には意外と偶然の出会いや出来事がきっかけにあるように感じます。

実際、自分が働いている職場も、たまたま採用広告を見かけて応募したところから始まったもの。

そんな偶然のキャリアを理論化したものが

「計画された偶発性」

最初に聞いたとき「クランボルツ」という理論提唱者の名前も、なんだか耳になじんですぐに記憶に残った覚えがあります。

一言でいえば「キャリアには、予期しない偶然を積極的に活用しよう」といった感じでしょうか。

キャリアなんて自分でガチガチにコントロールできないんだから、小難しく考えずにその時の出会いを大切にしよう、というアバウト感が好きですね。

とはいえ、なんでもかんでも、行き当たりばったりの偶然というわけでもないんですね。

「計画された」というだけあって、自ら偶然を活用するという発想が大事
活用する資質として5つが挙げられています。

1.好奇心
2.持続性
3.柔軟性
4.楽観性
5.挑戦

さまざまなことに好奇心を持って、コツコツと粘り強く、自分の考えにこだわりすぎず、「なんとかなるさ」という気持ちで、なんでもやってみる。
そんな心構えと行動が、ステキな偶然を生み出してくれるのかもしれないですね。

クランボルツさんの本を最初に読んだとき、「キャリア開発とかキャリアプラン」という計画的な言葉よりも

キャリア設計をいくら考えても、キャリアには偶然があるよ

という考え方にすごく親近感を覚えたことを思い出します。

だからこそ、予測不可能な人生で、偶然の出会いや出来事を楽しむマインドや行動が大切なんだろうなあ、と思います。

想定外の出来事を楽しんでいますか?








感じて、考えて、表現します。「そんな考え方もあるね」と思ってもらえたら幸いです。