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『お仕事紹介 樹木医』

こんにちはCAREEBLE運営です。

今回の記事では『樹木医』について紹介します。

あまり知られていない職業ではありますが、メディア露出も増えているので、徐々に知られている職業なのではないかと思います。

今日はそんな『樹木医』のお話です。

それでは早速行きましょう!!

『樹木医のお仕事とは?』

簡単に言うと巨樹・老樹の健康状態を診断し、治療を行っています。

樹木も生物なので、人間と同じように病気になったりします。

日本には世界的に見ても緑が多く、各地に巨樹や老樹・古木林があります。

大都会の東京でも代々木公園をはじめとした自然を感じる場所があります。

これらは貴重な環境資源なので、巨樹や老樹の保護・保存が進められていますが、中には環境の悪化や病害虫などの原因により、樹勢が衰え、適切な保護が必要なものもあります。

問題になっているのは『クビアカツヤカミキリ』という特定外来生物に指定されている虫で、桜の木に穴を空け卵をうみつける昆虫です。

当然穴を空けるので、木はそこから水分が入ると腐っていったりします。

こういった問題を改善するのも樹木医の仕事だったりします。

樹木医は、樹木の診断・治療の依頼があれば、その樹木を見に行き、調査をします。

調査するポイントとしては、樹高や樹齢・幹の太さ・葉の色や枯れ枝などの状況・根の張り具合・土の固さ・肥沃度や水分の具合などの土壌の状態・樹木の傷や腐朽の状態などです。

樹木の状態が診断できたら、健康状態に合わせて治療方針を考えます。

治療では、病害虫の駆除や消毒・傷んだ枝を剪定するなどの外科手術・土壌の改良・周辺環境の整備などを行います。

治療では、重機を使っての大がかりな移植や数年間にわたる治療もあったりします。


『樹木医になるための資格』

樹木医になるためには資格が必要です。

「樹木医」は商標登録されているため、有資格者しか名乗ることができない独占資格となっています。

7年以上の実務経験を積んだ上で受験する方法しかありませんでしたが、現在は特定の大学や専門学校で必要科目を履修し、「樹木医補」という資格を取得できるようになったので、取得が比較的簡単になりました。

樹木医補を取得すると、1年以上の実務経験で樹木医になることができます。

樹木医を目指している学生は、まず樹木医補が取得できる学校に進学するのはいかがでしょうか。





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