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【キャリアコンサルタント試験対策】ロールプレイケース内容の研究や練習ばかりしていませんか?

先日2022年度 後期 2級(第29回)キャリアコンサルティング技能検定の試験結果が公表されました。
実技試験の合格率は前回よりも2.27%下がって15.36%。
世の中に数多ある2級試験の中でも、なかなか低い合格率ではないでしょうか?

とりわけ面接試験がその合格率の低さに拍車をかけていると感じているのですが、みなさんは受検票が届いた後、どんな対策をされていますか?

個人的に色んな方の発信を拝見していて感じているのは、

ロールプレイケース内容を見てどんな方なのか幾つかパターンを考えて練習する、という方法は控えた方が良い

ということです。

ロールプレイケース内容が手元に届いてすべきことは、
知らないことを調べること
です。
(↓も是非お読み下さいね。)

熟練のキャリアコンサルタントを目指す受検生として、事前情報をもらって知らないことについて調べ、知識を習得するというのは自己研鑽の意味でも非常に重要です。

一方でロールプレイケース内容を研究&練習しまくる、というのは適切なものではないと感じています。

日頃からキャリアコンサルティングをしている2級受検生の方であれば、実務の際にも事前情報を見て、「このお客さまはどんな方なんだろう?」
とは想像しても、「パターンA?いやB?・・・もしかしたらC???」なんて考えませんよね!?

試験の時も同じです。事前情報はあくまでも参考程度に、当日その方のお話しを傾聴するのが肝心です。

これまでロールプレイケースを研究しまくっていた、それで練習しまくっていた、という方には勇気を持ってその時間を減らしてほしいです。

それよりも日頃からシステマティック・アプローチを意識したり、傾聴に注力する方が余程いい結果に繋がると思います。
(面接試験官から観た受検者の傾向もご参考にされると良いと思います。⇒
第28回第27回

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