見出し画像

「女性が働きやすくなった社会」で、女性は本当に働きやすいのか?②

第1話では、
わたしが新卒で入社した会社で
感じたことをお伝えしました
(①は>>>こちら


第2話では、その後の時代の流れと
わたしの20代〜30代についてお伝えします

1976年生まれのわたしは、
就職氷河期世代※のど真ん中です
(※1993年〜2005年頃まで)


ですが、大変ありがたいことに、
わたしはこれをほとんど意識することなく、
これまで生きて来られました


どうしてわたしがそうだったのか?


それは時代の流れに沿って、
たまたまレールに乗って来られたから、
自分の志向に合っていたから
だと感じています


わたしが記憶する限り、
2000年辺りから

「女性も手に職つけて長く働こう」

みたいな風潮が出てきて、

その流れに
わたしも何ら違和感を覚えることなく
乗ってきました


短大卒だと一般職の方が多い世代ですが、
たまたま自分が望んだ職種の転職先が
総合職採用でその流れに沿って
25歳から38歳まで総合職で働いてきました


もともと「一生働く」なんてことを
微塵も思っていなかったわたしでしたが、
総合職で10年以上働き続けた大きな要因として
26歳の時の父の病死があります
(何の前触れもなく、呆気なかったなぁ・・・)


四人姉妹の長女だったわたしは、
自ずと、生前父が言っていた

「同じ時間拘束されるなら、
一円でもいいから高く働けるようになれ」

をとても意識するようになったのです


「わたしが家族を守らなきゃ」

そんな気持ちも芽生えてきました


高校受験では専願受験した志望校に不合格、
大学受験では四年制大学全敗


なくなく唯一合格した
地元の英文科に進学したわたしにとって

憧れの仕事×総合職

は、まるでこれまでの失敗を
挽回する機会のように思えていました

「せっかくつかめたチャンス」

そんな風に捉えて
必死に仕事に取り組んできました


ですが、
次第に暗雲が立ち込めるように
なってきました

(③につづく)

===================================
♡マークはnoteにアカウントが無い方でも押せます。
読んで好きだったものや、良かったのものには、
♡を押していただけると励みになります!
===================================

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?