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2部が1部を補完する『チェンソーマン』#126話 恐怖の大魔王

#126話までネタバレしています。
チェンソーマンを読んでいない人は帰ってください。

考察。







1、チェンソーマンに血を与えた謎の人物

落下の悪魔との戦いに破れたチェンソーマンのもとに、謎の人物が現れた。脚と手しか描写されず、いったい何者なのかわからない。
服はデンジの学校の男性用学生服に似ている。あるいはデビルハンターの制服にも似ている。そして白いスニーカー。刀。手のひら。
謎人物は一体誰なのか?

1―2、吉田ヒロフミ説

白いスニーカーと制服、謎の人物は吉田ヒロフミのような雰囲気を醸し出している。しかしすでに何度も登場しているキャラを隠すとは考えにくい。それに吉田はデンジのことは雑に扱っているフシがあり、敬語を使うとは思えない。もしチェンソーマンのファンだった場合は敬語を使うこともあり得るが、既にユウコ討伐の際にチェンソーマンと話をしており、その時吉田は「チェンソーマン=デンジ」としてタメ口で接していたのでやっぱり謎の人物が吉田であることは考えにくいだろうと思う。もうちょっと突き詰めると、吉田は第一部のときとは雰囲気が明らかに違うのと、一人称を「オレ」「僕」など混合していることがあり、多重人格の疑いもあるが過去のnoteでも書いた通り、吉田は意識的に相手によってキャラ変しているだけだと考えられる。が、吉田は謎が多く、“ネタバレ”が一切されていないキャラでもある。読者の知らない吉田ヒロフミが隠されている可能性は大いにあり得る。
それと、“刀”というアイテムを吉田が使うだろうか、という疑問はある。吉田は自分の血ではなく、どこかに転がっている死体の血を与えそうな気がする。そんな気がする。知らんけど。
なので個人的には吉田は謎人物でなはないと思った。これで「謎人物の正体吉田ヒロフミでした!」ってなったら笑うわ。むしろその展開来て欲しい気もするけど。

1―3、コベニ弟説

永遠の悪魔に水族館に閉じ込められたときに登場した、コベニちゃんに激似の男の子が謎人物である可能性について。
彼は名前すら判明していないのでここでは彼をコベニ弟と表記する。というか、チェンソーマンは“名前”がかなり重要な意味を持っているため、コベニ弟の名前が明かされていないことは大きな伏線なのかもしれない。二部の1話で「名前の認識=世間に染まる(死)」ことを揶揄するような描写もあったため、このまま名前が明かされずに二部が終了する可能性もありえる。
さて、個人的にはコベニ弟が今回の謎人物だと思っています。気持ち的には50%くらい。
なぜかというと、第一部と第二部の流れが同じになるように作者が描いているからです。
大幅に省いて書きますが、
第一部では永遠の悪魔討伐→姫野先輩の家→銃撃事件という流れだった。
そして第二部も永遠の悪魔討伐→デンジの家→重力反転事件という流れになっている。
第一部でデンジがまっぷたつになって倒れたところに現れたのがコベニちゃんだった。そして今回126話、デンジがまっぷたつになったところに現れたのが謎人物である。これがコベニ弟でなくて一体誰だというのか。
コベニ弟だとすると口調が不自然という指摘もあるが、第一部のコベニちゃんの豹変ぶりからもコベニ弟の豹変が今回のこれに現れていると言ってもいいのではないか、と思うのですがみなさんいかがですか?


1―4、亜国セイギ説

ぼくのなかで亜国セイギ説は30%くらいありえると思っている。
うん、なんかすごいうっかりというか、なんで今まで気づかなかったんだ!!!!と思うレベルなんですけど、亜国セイギって正義の悪魔なんじゃねぇ?????????????????
吉田ヒロフミと飢餓ちゃんのカフェでの会話で”悪魔はネーミングセンスがない”、“キガちゃんは飢餓の悪魔であることを隠すつもりがない”とわかった時点で亜国セイギは正義の悪魔だって気づくべきだった。まだわからないけど。
今思うとユウコと戦ったときにわざわざ自分の名前を名乗るのって不自然な気がする。デンジとかキガちゃんみたいに“自分は悪魔だ”ってバレたいのかもしれない。悪魔は承認欲求が強いのか?まぁ確かに認知されればされるほど、恐れられれば恐れられるほど悪魔の力は増すからバレたいっていうのは悪魔の三大欲求みたいなものなのかも。
で、正義の悪魔と今回のデンジに血を与えた人物は同一人物なのか?っていう話なんですけど、正直わからない。
ぼくは偽チェンソーマンは正義の悪魔だと思っている。つまり亜国セイギが偽チェンソーマンなのではないかと。
けど偽チェンソーマンが本物に「まだ戦って貰いますよ」って言うのか?本物が倒れたなら偽チェンソーマンが落下ちゃんを殺しに行ってもいいんじゃないか?勝てないだろうけど。…勝てなくても行け!!偽チェンソーマン!!!
とにかく亜国セイギも可能性としてゼロではないと思う。

1ー5、伊勢海ハルカ説

部長の可能性は5%くらいかな、と思っている。
また名前の話だけど、ハルカは“春”なんですよ。わかりますか?!春の反対は“アキ”なんですよ!
第二部は第一部と同じ流れだとさっき書きましたが、そうなるとアキのポジションが伊勢海ハルカということになる。そんなことある?
第一部でもアキはデンジを守ってくれたし、なくはないかなとは思います。

1ー6、新キャラ説

まだ登場していないキャラの可能性。これは0じゃないかな。例えばミステリとかでも一回も登場していないキャラが犯人でした!っていうパターンはタブーらしいのでないと思うが作者が作者だからわからん。

1ー7、まとめ(?)

目的はなに?!結局誰!?


2、落下ちゃんについて

作者は本当に皮肉の天才だと思う。毎回自責の念に駆られる。

2―1、食料調達のお仕事

落下ちゃんはあくまでお仕事でわざわざ地獄からここにやってきたということが判明。地獄にいる悪魔に三鷹アサを食べさせるというお仕事である。“仕事”っていうのがすんごい大事なポイントだと思う。
落下ちゃんは人間をむやみに殺さない主義で、悪魔の割には人間に優しい(優しいか?)
チェンソーマンの世界では人間が“ある概念”に恐怖した瞬間に悪魔が生まれる。つまり人間がいなくなってしまったら悪魔は死ぬということだ。落下ちゃんのしゃべり方からもわかるようにその知性の高さゆえに、それをよく理解しているのだと思う。根元的恐怖の悪魔たちは恐らく一瞬で人間を絶滅させる力を持っているが、それをしないように抑えた結果、人間に友好的なように見えるんだろうと思う。


2―2、恐怖の大魔王

ここから話が飛躍しますが、もしかしたらキガちゃんと落下の悪魔、そして地獄の悪魔の皆さま方は、人間が絶滅しないように動いている可能性があるんじゃないかと思う。なぜかというと、恐怖の大魔王が人間を絶滅させてしまう恐れがあるからです。地獄に芋虫がいましたが、その芋虫に戦争の悪魔を食べさせて恐怖の大魔王に対抗しようとしたのではないか?そのために悪魔たちが結託したのではないか?という妄想。
芋虫は落下の悪魔が給仕した“心に傷(罪悪感)を持った人間”をたくさん食べているので、そこに戦争の悪魔の能力が加われば最強の武器が出来る。まさに落下ちゃんの能力が最適だったから抜擢された、、、、。

…………どう???

けどそれならそうと戦争の悪魔に事情話して協力して貰えば良いだけでは…………。






以上。

ぼくの妄想は100%外れるので今後のチェンソーマンは全く違う展開になるでしょう。
本当に楽しみ。


また気づいたことがあったら加筆します。












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