画面の広さとものを書く時のこと

noteに文章を書いてみようと思ったことはこれまでも度々あったが、どうにも始められなかった。
例えばパソコンだとわざわざPCデスクに座ってまで書こうと思うようなことはないし、ノートPCだと、微妙にサイズがでかくて腰が重かった。
スマートフォンで字を書いていたこともあったけど、サイズが巨大化してからは手のひらで収めるには重すぎて、タイポも気になって続けられなかった。
今愛用しているスマートフォンはUnihertzのJelly2という信じられないほど小さいがFleicaを搭載していてすべてができる、私の理想のスマートフォンなのだが、画面が小さいと文字が入力がし辛いのは想像の通りでこれはさほどハードルではなかったのだが、使い始めてから気づいた文字を書くためのハードルとして、入力途中の画面が少ししか見えない。というところがあった。

普段PCで入力をしていて気づくことはなかったのだが、私は文章を書くときに思っていた以上に、2行ほどまえのセンテンスを気にしながらそれを行っていた。思考するようにツラツラと文章を書きながら、前後との整合を取って文を編んでいくときに、通った道筋がほとんど見えないと意外と文章を書くのは難しいのだなと、2.5インチほどの極小ディスプレイで字を書くという行為をして初めて気づいたのだ。

で、今回の環境はiPlay50という1万円弱で買えてしまう破格の10インチタブレットを手に入れたことで、新たな環境ができた。
バッテリの持ちはよく、触り慣れたAndroidのUIは字を書くスタートまでの障壁がとても低い(これが高くてChromeBookを使うのはすぐに嫌になってしまった。)
さらに、押入れに眠っていたNintendo製のBluetoothキーボードを繋いだことで、文章の入力体験は飛躍的に向上した。

今もここまでで700字弱の文章を書いているが、画面にはつい数秒前に通った文字の通り道は見えているし、今書いている文章も頭と手がほぼリンクして書けている。
色々と試してみて数年になるが、結構いい感じの環境がついにできたようにおもう。

ので、こんな感じの頭に浮かんだこと、今日のこと、やっと形にして残していけそうで少し、少しウキウキしているのだ。

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