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ボリビア・チリ探訪記【ウユニ塩湖編】

ウユニ塩湖とは

ボリビアと聞いて真っ先に浮かぶことが多いであろう観光地、『ウユニ塩湖
東京都の5倍もの面積を誇る広大なエリアは、100km四方に高低差が50cmしかない世界で最も平らな場所です。

太古の時代、アンデス山脈が隆起した際に残った海水が周りに流出せずに干上がった結果形成されたそうで、一面に広がる塩のすぐ下から今でも水が滲み出てくることも。

この平らで広大な地形に雨が降ることで、空一面を映し出した幻想的な風景を称して“天空の鏡”なんて呼ばれることも。

このウユニ塩湖、水没の危険や、あまりにも広大な目印もないエリアなため、自家用車で入ることはできず、地元のツアーに同行する必要があります。


ということで、地元のツアーに参加してきましたのでレポートです。

(予め予約していたツアー会社が来ないというトラブルがあり、宿泊していたホテルの方に頼んで、ご友人のツアー会社の方に即席ツアーを行ってもらいました。ボリビアの方達は本当に親切。)


ウユニ塩湖ツアー

向かう車は如何にも頑丈そうな、安心のトヨタ車
水対策で車高が高い車が多いですね🚗

ウユニの車

列車の墓場

まず向かったのは『列車の墓場
正確にはウユニ塩湖ではないのですが、ウユニの町周辺にあるため一緒にツアーに組み込まれることが多いです。

列車の墓場

かつては鉱物を運んでいた列車が廃棄されたエリア
塩湖の塩の影響で腐敗したそのボディは遊具として登ったりもできるんです。

列車を背景にシンガニ・サンペドロ

せっかくなのでボリビアの国民酒シンガニでパシャパシャと📷

列車とシンガニルフェロ

コルチャニ市場

列車の墓場を堪能したところで次は塩湖の入り口にある『コルチャニ市場』へ
この市場は1つの通りにいくつかのお店や施設が立ち並ぶエリア

塩のミュージアム

ボリビアの先住民文化のお土産品や塩などが立ち並ぶ、観光客に人気のスポットです。

塩のミュージアム内部

宿泊するホテルのように、塩の使い方もユニーク🧂
マインクラフトのように四角く切り取った塩のブロックは、家畜用に置いておくことで舐めさせたり、建材に使ったり、塩のホテルなんてものも。

ウユニ塩湖

車窓からの景色

市場も堪能したところでいよいよ塩湖へIN!
車窓からの景色では、地面の土が段々と塩混じりになっていくのがうかがえます。

広場での1枚

塩湖に入ってすぐの広場での1枚

トリック写真

広場にはトリック写真のサービスがあり、それを利用して撮ってもらった1枚

ウユニ塩湖とシンガニロスパラレス

この白い塩湖では何を撮っても綺麗に写ります。

移動時の車からの景色はこんな感じ🚗

塩湖の真ん中でランチ

車の荷台部分を使うのがウユニ風⁉︎
私たちだけのためにランチを用意してくださって、感謝しかありません

塩湖の塩の結晶

ちなみに気になるであろうこの塩湖の地面は普通に食べられます。
かなり塩っぱいです。

なお車の轍が多いのでおすすめはしません。

ダカール・ラリーのモニュメントと塩のホテル

車といえばウユニ塩湖は世界一過酷なモータースポーツといわれる“ダカール・ラリー”の開催地にもなったらしく、モニュメントがちらほらと。

私のホテル内部

ちなみに、塩のホテル内部はこんな感じ。
床も柱も壁も椅子もテーブルもベットまでも、塩でできてます。
乾燥肌や敏感肌には辛いかも。。。

天空の鏡

そんなこんなで広大な塩湖を走っていると、いつの間にかあたりは水浸しのエリア
これこそ、天空の鏡

ウユニ塩湖の車窓

よくアニメなどのEDに使用されている?というウユニ塩湖
車ごと天国に来てしまったかのような、この世のものとは思えない景色

ウユニ塩湖とシンガニ達

何がすごいって無加工無編集でこの写真が撮れる📷
コラ画像かな…?っていうくらい背景が綺麗

ウユニと私

スタジオで撮って編集しましたってくらい。

日常とは完全に異なる異空間

こういう塩のブロックで造られたモニュメントがたくさん展示されているエリアもありました。

車の荷台でアペリティーボタイム

散々遊び倒したあとは、定番荷台でワインをいただきながら日暮れを待ちます

夕日と私

地平線と夕日という組み合わせもまた良いもの🌅

夕陽に祈るジェダイ…?

大人2人で飽きるまで遊んでいました。

ウユニの夕暮れ

まずはそのままパシャリ📷

サングラス越しの夕暮れ

そして、せっかくなのでサングラスのレンズ越しにもう1枚📷


撮影も楽しみ尽くしたところで、この日のツアーは終了です。

高い標高で酸素が薄い中、撮影時に息を止めるのや、しゃがんでの撮影に私たちの息も絶え絶え。
撮影でこんなにも体力を消耗したのは今までもこれからも唯一の体験かもしれません笑

1日塩湖を走った車のタイヤ

ちなみに帰る頃には車のタイヤは真っ白になっていました。

塩湖恐るべし。

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