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リーダーを演じるということ

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チームのリーダーとして、理想を追い求める中で感じたこと。素直な思いを語ります。
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2018年12月の記事一覧

目標は具体的に

出世したい、リーダーになりたいといった目標は、あまりにも漠然としている。

とある大学陸上部のエースは後輩部員に対して「単に(駅伝の)メンバーに入りたいではなくて、メンバーに入って区間賞を取りたいとか具体的な目標がないと駄目」と伝えたそうだ。

これは仕事においても言えることで、私は彼の言葉に強く共感した。たとえば私ならば、リーダーになるだけではなく、リーダーになってみんなが働きやすい環境作りのた

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他者からの評価に左右されない生き方

私の強みとして、評価に左右されないところがある。努力は人を裏切らないが、人は人を裏切ることがある。残念ながら評価は人がつけるもの。努力した分だけスキルが上がるけど、評価はその人の感性によって左右されてしまう可能性が高く、上司の受けがいい人に高評価がついてしまうことも多い。それもスキルのうちと言われてしまえばそれまでなのだが、そのようなことに左右されて一喜一憂することじたいがなんだか馬鹿馬鹿しく思え

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演じることのリスク

正直なところ、理想のリーダーを演じることに抵抗があった。というのも、私は気が弱く、人見知りも激しく、理想のリーダー像とは真逆な性格であり、リーダーになるためには演技せざるをえなかった。素の自分は隠して、演じることに徹している。だが、仕事から離れて、ふと冷静に考えたときに、なんて強気なことを言ってしまったんだ!こんなの私ではない!みんなはそんな私を見てどう感じているのだろう…と怖くなり、不安に襲われ

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理想のリーダー像

チームのリーダーとして、必要なものとは何か。これはあくまで私の考えだが、言葉よりも結果で伝えることが一番大切なのではないだろうか。チームで目標を達成するために「やりましょう」「頑張りましょう」といっても、個人目標すら達成できないようでは何の説得力もなく、偉そうに発言する資格もない。自分の限界を考えず、とにかく上を目指す。自分が一番になることを目指す。生半可な気持ちでやれることではないし、気弱な自分

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