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私は昔から「壁がある」とよく言われる。

その言葉は私を責めるように感じて
それはいけないことなのだと感じて
一生懸命に壁を取り払おうと頑張ってきた。

それが積極的な
自己開示に繋がったかもしれない。
「これだけ私をさらけだせるよー。
 壁なんか全然ないよー」
って。

だけど
自己開示を積極的にするのに
やっぱり未だに「壁がある」と言われる。

自分でも
最終ラインというか
踏み込ませない一線みたいなのがあるのは
感じていて。

だけどこれ以上どうしようもできない。
そう思っていた。

今、改めて考えてみた。
壁があるって、いけないこと?
壁があるって感じてるのは相手の方で
私は壁を取り払うことをしなければいけないの?
壁がないってどういうこと?

踏み込んでほしくない一線て
誰にでもあると思う。
境界線ともいうかもしれない。

よくパーソナルスペースと言うけれど
もしかしたら私は
それが人より広いのかもしれない。
私を守るために、必要な距離。

私が私を守りたいだけなのに
勝手に「壁がある」って離れていくのはもう
「知らんがな!」でいいのかな。

世の中全部が投影だとすると
私に壁を感じるなら
相手の中にも壁があるってことかもしれない。

相手の感じ方のことなのに私が悪い…って
どうして思ってきちゃったんだろうね。

壁があるって
どういう状態なのかについても考えてみた。

壁を感じない人って
どういう人かなって想像して考えてみたけど
もしかしたら
「自分との繋がりが強い人」かもしれない。

壁を取り払った状態って
「飾らない素の自分を見せてる」状態かなと。
素の自分で大丈夫と思えてる人に
壁を感じにくいのかなと。

それは素の自分が
とてもイケてる!とかじゃなくて
イケてないとこも含めて大丈夫
と思えることかなと感じてる。

自分との繋がりが切れてる人は
自分と繋がってないから
素の自分がわからなくて
自分を見せようがなくて
でも相手には
「本当の自分を見せてくれないなんて
 私はあなたに信用されてないんだ!」
って勝手に思われてしまう。

こちらからすると
「そんなこと言われても…」なんだけどね…(泣)

だけどやっぱり
「壁がある」って言われ続けるのは
ちょっと寂しい。

だからまずは
切れている私との繋がりを
少しずつ強めていこう。

そうして立ちはだかる厚い壁から
ただの境界線に変わっていったらいいな。


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