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ないものではなく、あるものだけを考える思考法を自分のキャリアに適応する

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?今回はVoicy木下斉さんのジブン株式会社ビジネススクール9月のChapter 6.  ないものではなく、あるものだけを考える思考法を自分のキャリアに適応するについて書いてみたいと思います。

このチャプターでは個人の持つ資産、すなわちスキルや経験、強みをベースにキャリアを発展させるアプローチAsset Based Career Development(ABCD)思考法のフレームワークが紹介されていますこれは、弱みを克服することにエネルギーを注ぐのではなく、既に持っている資産を最大限に活用し、それを強化することでキャリアを築いていく考え方です。

日本人は長らく家庭では苦手なことを克服するように、学校教育では5教科まんべんなく点数を取るようにと、しつけ/教育されてきました。
私も、日々の行動や仕事を振り返って、今日はこれが出来なかった、あのようにしておけばよかったなど、出来ないこと、ないものにフォーカスしがちです。ただこの考え方では、マイナスを埋めるだけで結果ゼロにしかなりません。

これまでの記事で自分自身のSWOT分析で強みと弱みを見てきておりますが、例えば自分の弱みにフォーカスしてしまうと、"狭い分野での職業経験"や"50歳を超えていること"、"健康や体力面"など周りと比較して何ができないかを考えすぎる(マイナス面ばっかり見てしまう)と、自信を失ったり、前に進むエネルギーが削がれ、全くもって良いことはありません(苦笑)。

そこで、キャリアを発展する際には自分の弱点ばかりに目を向けるのではなく、強みに焦点を当てることが非常に重要となります。自分が既に持っている強みや得意な部分(Asset)をさらに伸ばしていくことで、他者と差別化を図ることができます。これにより、自分ならではの価値を生み出すことが可能になりますし、自己成長やモチベーションも高まります。また、自分の強みを活かす場面を積極的に探し、そこに集中することで、周りとの協力体制を築くことが出来、結果も出易くなると思います。

最近私は、別の部署から請われて異動することになりました。これもここ数年で自分が出来ること(挑戦して出来そうなこと)にのみフォーカスしそれを愚直にやった結果なのかと考察しています。今後に関する不安がない訳ではないですが(いや、白状すると不安がいっぱい・・・)、思考停止せず、明るく前向きに進めて行きたいと思います。

なお、上記のキャリアのABCD思考法はアメリカでの地方創生のアプローチとしてあるAsset Based Community Development (ABCD)というフレームワークを基に、それを個人のキャリアにも同様に考えられるとして紹介されていました。(ご参考までに関連していると思われるWeb pageをを添付)

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。このABCD思考法をうまく使って、ジブンの強みを活かして自己成長を続けることが、長期的なキャリアの成功につながると信じ進んでいきたいと考えています。

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