[トヨタ•ノア/ヴォクシー]もはやエントリーモデルとは呼べない!現代の王道スタイルへ大幅アップグレード

画像1 トヨタの新型ノア/ヴォクシーが発売された。ファミリー向けのMサイズミニバンにおける、エントリーモデル的ポジションと筆者は捉えていたが。この新型では、もはや王道とも言える装備と存在感を確立した。
画像2 基本コンポーネンツが共通である兄弟車の2台。その違いは、エクステリアの違いとグレード設定にある。その中でも決定的違いは、フロントフェイスデザインにある。
画像3 まずはヴォクシー。エクステリアは全グレード共通。トヨタデザインチームの攻めの姿勢が伺える、かなり特徴的なフロントフェイス。クール系のボディカラーとの相性の良さが、さらにスタイリッシュさを際立たせる。
画像4 「出過ぎた杭は、打たれない」という言葉の通り。一見奇抜さを覚える造形も、見事にスタイリッシュという個性に昇華させた。ライトの分類は、上部がウィンカー&ポジション、2段目がメイン、そして網目形状の下部にフォグが埋め込まれているという構造になる。
画像5 Aピラー部の拡大されたクォーターガラスを始め、開放感が増した車内空間。ブラックに統一されたインテリアが、ヴォクシーの持つマッシブなキャラクター性をより際立たせる。
画像6 ベンチタイプシートではなく、キャプテンシートというだけでスペシャリティ性を感じる2列目。ロングスライドにより、用途に合わせた様々なレイアウト変更に対応。しかし、車内ウォークスルーの再現性を優先したらしく。先代まで付いていた横スライド機構は廃止。前後のみのスライドとなる。
画像7 特筆すべきは、この視界の広さ。フロントガラス面積を大きく取る工夫がなされている。且つビッグクォーターガラスも左右の視認性向上に効いている。ここまで視界が開けたミニバンは、初めて経験した。
画像8 試乗したのはS-Zグレードのエンジン車。ミニバンらしい、マイルドな乗り味。街中メインの試乗コースだったので、アクセルを踏み込むシチュエーションはなかったが。スムーズな加速フィールはあるものの、いまひとつ物足りなさを感じたのが本音。やはり、メインであろうハイブリッドグレードの方が、総合的な乗り味も良いと思われる。静粛性の高さは、好印象だった。
画像9 オプションであるユニバーサルステップは、スライドドアに連動して展開される優れ物。モーターを使わず、メカニカル機構を利用して動作する。
画像10 ノアはグレードにより、エクステリアデザインが異なる仕様となる。上位グレードのS-Z/S-Gはエアロ専用バンパーとなり、大開口を強調したフロントマスクとなる。メッキの範囲が大きく、落ち着きながらも確かな存在感を得た。
画像11 ミドルグレード以下は、スッキリとしたシンプルな顔つきとなる。ニーズに合わせて選べるのはメリットとはいえ。前項のエアロデザインと見比べると、個性の薄さは否めない。
画像12 展示車両はミドルグレードのZだった為、インテリアは温かみのあるカラーが備わっていた。上位グレードとなると、ブラックに統一となる。
画像13 明るさのある色使いは、ブラックとはまた違った落ち着きがある。
画像14 注目の新装備の一つが、フリーストップバックドア。手動でバックドア位置を、任意の位置でストップできる。そのため、狭い駐車場での使い勝手の良さが上がるのと同時に、小柄な方でも物の積み下ろしがしやすい設定となった。内部構造は歯車&ワイヤーを使用したもので、ここにもメカニカル機構が採用されている。

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