中古車オークションの仕組み

今回の記事では中古車オークションの仕組みと業界人がどのようにかかわっているのか説明します。

中古車オークションというのは代表的な企業としてUSSという企業があるのですがこの企業が各ディーラーや中古屋の仲介として取り仕切っている企業間オークションのことです。

素人お断りってことですね。

持ち込まれる車は個人のユーザーから買い取って自店で売りさばけなかった中古車やディーラーが数字のために発注した新古車などが主です。

中古車ショップの儲けのしくみを簡単に説明すると
例えばプリウスのオークション相場が50万円だったとします。
ユーザーから買い取るときは大体20万前後で買い取りを行います。
その後店頭で3か月程度展示して売りさばきます。
売れ残ってしまった場合中古屋は現金商売なので資金が枯渇しないように損切でオークションに流します。30万儲かります。
つまりユーザー買取は買い取れた時点で損しないうまい商売なんですね。
だから専門店が存在します。

オークション代行屋さんはこの儲けの分を代行することによりユーザーと分けあう商売になります。

つまり本当は相場50万円でうれるプリウスを20万円で中古屋に持っていかれるのではなく代行屋を通してオークションに流すことで50万円で売ることができるので手数料としていくらか払うということです。

逆に販売に関して言えば
中古屋さんはユーザー買取の車を転売すると同時にオークションで流れたきた車を利益をのせて売ることもします。
ここで知ってほしいのは事故車もオークションには存在するということです。事故車2台を激安で購入してきて1台に組み立てなおして高値で売りさばく業者もいます。
また正規ディーラーが水没車を出品するケースも結構あります。これをうまく直して安めに売り抜けることもしているようです。
こういったことは素人には絶対にわかりません。
中古ショップで購入するときのリスクは中古ショップが何か企んで儲けようとしたときに素人にはわからないということです。

USSの会場にある車は事故車かどうかもわかりますし、メーターの改ざんも大体わかってしまいます。
オークション会場では悪徳企業も悪いことはできません。ペナルティを受けることのほうがリスクが高いからです。もしオークションに参加できなくなるようなペナルティを課されたら商売ができなくなるからです。
ということで日本国内のなかで最も信頼できる中古車屋さんはUSSなどのオークション企業なんですね。

そんな日本一信頼できる企業から中古車を購入できるサービスが代行屋なんですね。

その車の本当のところがわかった状態で予算に応じた状態の車が購入できるわけです。
また保証も別途付けられるため少ない予算で状態のよくないとわかっている車にちゃんと対策が立てられるわけです。

中古業界から宣伝量をもらって宣伝しているブロガーはこういったことは絶対に教えません。

騙されないように知識をつけましょう。




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