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米軍教範から学ぶFPSテクニック - 近距離で敵に攻撃された時の対応方法

今回ご紹介するのは、アメリカ陸軍のバトルドリル に収録されてる教育ビデオより、FPS等のシューターゲームでも使えそうな、近距離の待ち伏せ攻撃による対応方法をご紹介します。

想定される脅威

敵との距離が近い時は、より迅速な行動を求められ、数秒で結果が大きく左右されます。そして近距離の交戦時の想定される脅威は、手榴弾等の飛来、敵の攻撃からの離脱困難がまず挙げられます。

応射する

多くの軍隊では対敵動作の初動として、応射(撃ち返す)する事を前提としています。これは敵との距離が短ければ短いほど有効であり、応射する事で敵の行動の自由を防いだり、心理的反撃にも繋がります。また、筆者の体験談ではあるが、一部のFPSでもこの行動は有効であります。
この行動の大切さは、敵に先手を取られた不利な状況下の中でも、反撃をする事で敵の行動を阻害し、敵の作戦のリズムを崩す事にあります。

姿勢を低くする

姿勢を低くする行為は、応射とほぼ同じタイミングで実施すべき行動です。この時大事なポイントは姿勢が低くなる事で、被弾面積を減らす事です。
もう1つのポイントとしては、敵の視界射かいから逃れる事が重要であります。敵の視界射かいから逃れる事に成功すれば、その後の敵の攻撃を完全に無力化し、不利な状況下で始まった交戦の主導権を奪い返せる事にも繋がる為、戦術的においてもこの姿勢を低くする行為は重要です。

グレネード等の投擲物を使用する

冒頭で近距離の交戦における脅威にて、敵の手榴弾の飛来を上げましたが、これは逆に言うと敵にあっても同様です。単純に敵が投げるよりも早く自身がグレネードを投げる事で、交戦をあっけなく終わらせる事ができるかもしれません。ゲームにおいても、ほとんどの初心者の方はグレネード等の投擲物を投げる前に負けてしまう方が多いと思いですので、近距離で戦闘をした際はすぐにグレネードを投げる癖を付けておくと良いのかもしれません。
また、この時スモークグレネード等の煙幕を張る事が出来る物を所持してる時も、敵に投げる事によって、敵の視界を奪う事が出来るので、かなり有効であります。

反撃出来るポジションへ移動する

状況の変化などで、自身の行動に自由がある時は、反撃出来るポジションへ移動し、敵から主導権を奪い返す事が重要です。
通常は味方の援護を受けつつ、敵の行動をある程度拘束してる状態で、反撃出来るポジションへ移動します。この時敵もまた同じように反撃をする可能性がある為、とにかく行動をする際は速度が求められます。

いかがだったでしょうか?現実においては近距離の交戦は離脱困難な危険な状況です。故に迅速な対応と行動、そして判断力が求められます。ゲームにおいても近距離の戦闘はテンポが早くなる為、これらの行動を反射的に行えるレベルになれば、生き残れる事が多くなるかもですね。

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