FPSにおける対複数人への対象方法と判断について

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みなさんはFPSゲームを遊んでいる時に上記のような、自身1人vs複数の敵という状況を経験した事はありませんか?

かく言う筆者もFPS初心者時代に何度も経験したこの状況を経験しましたw

しかし、プロゲーマーの方や、有名ストリーマーのプレイヤー達は、どんどん突撃して、1人で複数の敵を次々と倒して、まるで一騎当千かの如く活躍する戦闘を見せていますね!

彼らと僕ら初心者とで、一体何が違うのか?
そして今回は、初心者の方でも意識していく事で、FPSにおいて対複数人を相手にするテクニックをご紹介します!

対複数人への対象方法

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結論から言うと、単騎で同時に複数人相手にするのは間違いであるという事を、まず理解して欲しい。

これはどんなに実力があるFPSプレイヤーでも、FPSというゲームの都合上、必ず画面の真ん中に捉えて射撃ボタンを押す必要があるからです。(一部の空中戦が出来るFPSや、スキル等で範囲攻撃可能な物もあるので、今回はそれら特別な状況を無視した、シンプルなFPSでの想定でお願いします。)

それらを踏まえた上で、対複数人を相手にする対象方法をいくつか紹介します。

1.味方と行動する。

冒頭で、複数人を相手にするのは危険な行為であると記載しました。

つまり、単騎vs複数人にならないように、纏まって立ち回れば、そもそもその状況にはならない。

軍隊における最小単位が2名であるように、常に味方を意識し、1人にならないようにする事が大切です。

2.不用意に開けた場所や、高い場所へ行かない。

これはつまり、交戦中に視界が通る場所へ不用意に行かないという事です。

開けた場所や、高い場所は自分自身、視界を多く得る事が出来ますが、その分、多くの敵に見られてしまうという事も意識する事が大切です。

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上の画像では、ブルーの兵士が前方のレッドの兵士に対して戦闘をする為に不用意に前に出てしまって、開けた場所で戦闘をしてしまっている。

見て頂ければわかる通り、これでは周辺に居るレッドの兵士も同時に相手をしなければならなくなってしまう。

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上の画像では、ブルーの兵士が高い場所に陣取って、正面に見える敵と交戦を試みております。

しかし、先ほどと同様に周辺の全てのレッドの兵士を、同時に相手しなくてはならなくなってしまっている。

いずれも共通点は、単独で多くの視界が取れる場所へ移動してしまっている事が原因である。

つまり、自身が多くの視界を得れる = それだけ多くの敵に視界に入る

これを防ぐ事で、対複数人にならない事になると言えます。

3.複数を同時に相手にせず、1対1に持ち込み段階的に戦う。

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こちらの画像ではいかがでしょうか?

先程とは同様に、ブルーの兵士1人に対してレッドの兵士が4名居るという、人数的不利な状況は変わりませんが、ブルーの兵士を狙える、レッドの兵士は一人だけです。

このように、自身の視界を限定的なものにすればするほど、様々な状況で1対1の状況を生み出す事が出来ます。

上の画像の状況で例を上げると、下の画像のように順番を付け戦闘するといいかもしれない。

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結論から言うと、この状況で1対1を作り出す方法は、ブルーの兵士がいる横に伸びてる通路を上手く活用する必要がある。

1stでは、会敵してしまった敵との最初の戦闘をする。

2ndでは、ブルーの兵士が通路の左壁にいるので、そのまま対角の2ndまでゆっくりとパイカット(米軍ではPieingと呼ばれる、パイを切るようにクリアリングをする方法)を行えば、1対1の戦闘が行える。

3rdでは、通路から広場へ出ない範囲で対角のクリアリングを完了したら、今度は見ていなかった、逆サイドを先程と同様パイカットしていけば、1対1を行う事が出来る。

4thの段階で、死角となっている最後の敵と1対1を作る事が出来る。この時、注意してほしいのは、通路から広場に出る際に、両サイドに空間がある時に両側に敵が居た場合は、理論的に対応が不可能である。よって、状況によりけりだが、なるべく2方向以上を同時に見なくてはならないような状況は避けた方がいい時もあります。

上記の手法は、あくまでも例の一つである。

この対象方法のポイントは、視界射かいで考えるという点である。

常に視界射かいで見る事が出来るようになってくれば、自ずと線を合わせるという作業に変わると思います。

イメージで言うと、暗闇の中で懐中電灯を持ち、敵の照らすライトになるべく当たらないように、最小単位で敵をライトで照らし当てる感じですね。

視界射かいがハッキリ見えるようになって来たら、最後は状況に合わせて敵を倒す(探す)順番を付ける事です。

対複数人を相手にする時の順番の判断方法

結論、自分自身が最も最短で倒せる(戦える)敵を最初にするべきである。

様々な状況がある為、具体的には言うのは難しい。

しかし、常に自分が戦いやすく最短で排除可能な敵を真っ先に倒すべきである。

これは、対複数人相手では時間をかければ掛けるほど、どんどん状況が悪化する事が多いからであります。

つまり、対複数人相手にする時は、最も効率よく敵を倒すプランニングを瞬時にしなくてはならないという事である。

最後になるが、冒頭でも言った通り、基本的には対複数人相手はかなり不利な状況であります。

チーム戦ではこうならないように、戦術の段階で計画的にチームの戦力を常にフルに発揮する戦い方を心掛ける事が、本当の意味で集団的強さの追求が出来ると言えるでしょう。

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