部屋探しは恋人探し

どうも。昇進しました。キャプテンです。

次に昇進したら引越しすると決めていた。
と言うのも、今の家が非常にコスパに優れた優良物件で、家賃を言うと皆に驚かれる。

そんなコスパ最強の物件が故に、今まで何度か引越しを考えても、これを超えるコスパの良い物件が見つからなくて踏ん切りがつかなかった。

そういうわけで昇進というきっかけがないと、と理由をつけていたら、そのきっかけが思いのほか早く訪れたため部屋探しを始めました。


部屋を探すの自体は楽しいものの、良い物件をお気に入りにして、いざ詳細を一度取り寄せると、そこからは不動産会社からの営業ラッシュ。



普段仕事以外で誰かから連絡来ることなんて無いので気分はモテ期。

軽い気持ちで10社近くの詳細をまとめて取り寄せると、10社がみんな口を揃えて「とりあえずウチへいらっしゃい」と


これはもうあれだ。
男女間でよくある男性側の常套手段


「何もしないから!ちょっとウチ来て話そう!ね!」

「話聞くだけ!話聞くだけ!」

「そうだよね。分かる。いきなりウチっていうのも不安だよね?まぁそのあたりの話も一回ウチで」


店に連れてきてしまえばこっちのもんと言わんばかりに、もうとにかく店に来させようとする。
あの手この手で。


そこからはもう自分は超モテモテの良い女です。
無視してても連日めげずに来るアプローチの数々。

そんなアプローチの中から、会ってあげても良いかなと思う男(物件的観点で1番気になる第一候補)に返信して、会うことにしました(内見)



引越しは今までの人生で何回かしてますけど、今回の引っ越しにおいては初。
いわゆる初デートです。

このファーストコンタクトって結構大事だと思うんですよ。
デートもやっぱり1回目って大事じゃないですか。
ましてや相手のうちに行くわけですから(内見の事前打ち合わせ)

そんなこんなで今回の引っ越しで初の不動産会社を訪問しました。

場所は渋谷だったんですが、訪れてみると雑居ビルの1フロアで、エレベーター開くといきなり事務所のタイプで、事務所には従業員が2人のみ

そのうちのおそらく先輩の方が元気よく挨拶して受け入れてくれました。
どうやらその人が今回の担当者。

THEスポーツマンって感じの、もう元気と爽やかさだけに全振りした、頭はそこまで良くなさそうなタイプ。

正直毎日くるメールの熱烈アプローチの感じで、なんとなくその雰囲気は伝わってた。


席につき簡単な質問事項の用紙に個人情報と、探してる部屋の条件を記入する。

ただ電話番号に関しては絶対に記入しない。
私そんな安い女じゃないから。


不動産会社に電話番号なんか知られた日には、毎日電話かかってきてしまいますから。
LINEも当然教えてません。
開示してるのは、普段何かしらのログインに使用するためだけの捨てアドのgmailのみです。

軽い女じゃないので。
真剣交際求めてますから。


そんなこんなで自分の中で第一候補にしてた部屋と、その他にその場で色々見て決めた3部屋の合計4部屋の内見に行くことにしました。


移動は不動産会社の利用してるカーシェアみたいなレンタカーでした。

正直、こう言う細かいところからデート(内見)って始まってますからね。

まずレンタカーってチョイスね。
マイカーじゃないんだっていう。
やはり少し手続きとか諸々準備の時間かかってもたつきましたから。
こういうのは減点ポイントですよね。

あと移動中の会話ね。
終始沈黙気味でした。
これも減点ポイントですね。


とは言え実際に行く目的地である部屋。
まぁ言っても内見ですから。
このメインディッシュが良ければ結果的に全て取り返せます。


今回の内見は結果から言うと






全てダメでした



全然イメージと違う部屋ばっかり。
もう全部虚構。

間取りとか写真だと良い感じなのに、実際に行ったら全然違う。詐欺もいいところ。

部屋はやっぱり見ないと全然分かりません。



そういったわけで、メインである部屋もことごとくダメで、帰りの車内のテンションはもう完全に失敗したデートの雰囲気。

なんか、自分の過去のそういった苦い経験、なんなら割と最近であった記憶がフラッシュバックして、不思議とより傷を負った自分がそこにはいました。

近くの駅で降ろして貰い家路につく。


今回見た部屋はダメだったけど、まぁまだ一回目だしなあと思って、不動産会社から何か今日のデート(内見)についてのメールチェックしたら、何もきてませんでした。

アフターケア0


もうそういうのも減点ポイントで、結果的にサイテーな男(不動産会社)でした。


そして部屋探しは続く。

次回第2回目の内見『目黒区ハイスペ男子現る』に乞うご期待ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?