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雄太への手紙

「書く習慣」今日のお題は、社会に出る甥への手紙

そうか、雄太も社会にでるのか? ぽんこつなおじさんからのお祝いの手紙だ。

直人から聞いたが、フリーランスになるそうだね。就職するだけが仕事じゃない。雄太が思った通りに生きていくが良い。

就職と違って、フリーランスだと、自分の気持ちに忠実に生きていける。それが何よりもいいことだと思う。

ぽんこつおじさんから雄太に伝えておきたいことが1つある。それは、自分の人生は自分しか責任をとれないから、自分に正直に素直に生きろ、ということだ。

社会に出ると、多様な人に会って、協力し合って大きな仕事をすることになる。良い人もいるし、悪い人もいる。人によっては騙そうとする人もいるだろう。

そんな時に自分の感性や感覚を信じること。ちょっと違うんじゃないかなぁとか、違和感を感じたらやめること。そして実行するにせよ、やらないにせよ、自分で決めるんだ。自分で決めたことは、自分ですべての責任をとるんだ。

騙そうとする人、嫌な人とは付き合わなければよい。世界には何十億人もの人がいる。嫌な人と付き合っているほど人生は長くない。

嫌なやつのことを恨んでも憎んでも、それは自分の時間の無駄遣いになる。犯罪に問えるのなら、訴えよう。そして雄太は、感情を整理して前に進めばよい。

それと、最後に日本だけにとどまらず、世界を相手にしていくといい。得意な英語だけでなく多くの言葉を習得して世界に挑戦しよう。

今の日本は円安やら少子高齢化で労働者人口だけでなく、人口そのものも減少する社会になった。日本にとどまり続けていても限界がある。

雄太が海外で働きたいと話してくれた時は、うれしかった。日本人が外国に出て、さまざまに活躍していくことに希望を感じている。今の若い人たちには可能性がある。

雄太が雄太らしく、雄太の人生を生きてほしい。後悔しない人生を歩んでほしい。

ぽんこつおじさんからのお祝いの手紙だ。最後まで読んでくれて、ありがとう。


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