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#1 Cafeの作品説明

中学生の頃にアクリルガッシュに触れて衝撃を覚えました
小学生の図画工作の時間や中高の美術やデザインの授業では費用の問題なのか
乾いても水に溶かせば使える水彩絵具やポスターカラーが採用されていました
小学生の頃は水彩の透ける特性を殺す為に
上から何度も同じ色を塗り重ねていました
中学に入ってポスターカラーが必要になって
私は間違えてアクリルガッシュを買いました
水に溶けない耐水性とマットな質感に多彩なラインナップ
モダンなパッケージに心を奪われた記憶があります
それから高校の部活でキャンバスに描く事になって描き心地に虜になりました
そして最近出会ったシルクスクリーンを始めて別の作品でやったのが失敗して
上から塗り重ねたら凹凸が出来てしまったのが作品に活かせるのではないかと
ジェッソを塗る前にやってみました気に入ってます

▲#1 Cafe/カフェ(Gooddays Coffee/好日珈琲)

初めて授業や部活ではない絵の具の作品を完成させました
恥ずかしながら酷い飽き性で完成させる事がなかったので
反省点は多いですが我ながら感動しています
久し振りの烏口も緊張しました
色を作るのってこんなに難しかったっけと常に思いながらの着彩でした
色見本を洗浄されてないプリンターで印刷したのがあまり良くなかったです
線が入って色も淡かったので次は綺麗に印刷して忠実に色を作れる様に
それともう少し丁寧に妥協しないで塗りたいです

この作品は私の第二の故郷である妻籠宿にある最近出来た珈琲屋がモデルです
練習も兼ねてまずこの町の好きな場所を
私の絵で設定も交えて描いてみようと決めました
妻籠宿に行った際に必ず立ち寄る場所です
そこでよく飲むのはチョコレートラテで
この前始めて珈琲シェイクを飲みましたが強めに珈琲の味がして凄く私の好みでした
五平餅のタレの掛かったアイスも気になってはいるのですが
怖くてアフォガードにしてしまいます
お店の方は私の事を少し覚えてくださっているようで行くと少し話をしてくれます
(店主のお姉さんがとても可愛くて微笑み掛けてくれるのが嬉しい)
古い町並みを大切にしている妻籠宿ですが
観光客が以前に比べて減ってきているようです
地元の人達も空き家が増えてきてると言っているのを耳にします
好日珈琲さんの店は中でも人が多く外国人観光客が多いイメージがあります
景観を守りながら英語対応の券売機があり便利な部分は取り入れていて
周りは五平餅や日本食が多い中でそばで有名な長野県らしくそば粉を使った
フランス料理のガレット(これも美味しい)を販売したり
新しくて柔軟な発想が素敵でこれからの町興しに大事なお手本で
絵を描くにも必要な要素だと感じました

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